2020年05月25日

いま聴いているCDのことなど 


少しずつ‘新しい生活’のリズムができていくのでしょうか。
まだまだウイルスとの闘いやそれに付随する様々な苦悩は続くと思います。どうぞ皆さん身体と心を大切になさってください。



  友人Nが先日送ってくれたCD(コピーしてくれたもの)に聴き入っています。

一枚はJUJUの『 DELICIOUS ~JUJU’s JAZZ 3rd Dish~ 』(2018年)、もう一枚はヘイリー・ウェステンラの『 プレイヤー 〜祈りのピュア・ヴォイス 』(2007年)です。

JUJU - コピー.JPG プレイヤー - コピー.JPG
                オリジナルのCD画像です

JUJUさんはNHKの番組「世界はほしいモノにあふれてる」で時々お見かけしていたくらいでJazzも歌っておられたとは知りませんでした。Jazzのアルバムはこれで3枚目とか。
1曲目はオリジナル曲の「リメンバー」でこれはテンションも高く華やかな歌いっぷりで元気をもらえます。その後はスタンダードなジャズ曲やジャズアレンジのメジャー曲がJUJUさん独特の甘切ない歌い方で歌われていて、全体的にライトな感覚で聴けるジャズという感じです。「Smile」はなかなか素敵です。
ラストの「メトロ」はジャズじゃないオリジナル曲で、大都会で生きる女の子の孤独と希望の想いが綴られた曲でした。JUJUさんのあのダイナマイトな外観とハスキーヴォイスからしてイイ意味でちょっと意外な世界でした。

ヘイリー・ウェステンラさんも実はちゃんと聴いたのは初めてでしょうか。
でも2003-2004年のTV.ドラマ「白い巨塔」の主題歌としての「アメイジング・グレイス」が彼女によるものだったようで、私はこのドラマを観ていたからその頃にはずっと聴いていたんだなぁとも思って…(遠い目)。
このCD、ヘイリーの歌声に一曲目「PRAYER -祈り-」から安全に魅了されてしまいました。
中盤曲の「ブライダル・バラード」「フロード」にもラスト曲の「サマー・レイン」にも、もの悲しい響きの中に包み込まれるような深い優しさを感じます。
魂がすーっとどこか遠くの国へ飛んでゆく感じ。聴きながら魂の旅をしていました。

このような状況の今だからこそシンプルに、美しいモノを見て美しい音楽を聴いて、どこかの誰か、今は触れることのできない何か、に想いを馳せるというのはいいものだと思いましたよ。
Nちゃんありがとう。

静かな夜にこのCDに聴き入っていたら危うく赤ワインのボトルを空にしてしまうところでした・・・って、空になったも同然なのですけれど。



お寺の掲示板 - コピー.jpg

 ウォーキングの途中でとあるお寺の掲示板を見ました。

まぁ、その通りですよね。はい、日々痛感しております。
けれどこの背景画の小さな女の子までもが「人生は思うようにならない」と思ってるとしたらちょっと、いやかなり切ないことですが。

お寺の一言貼り紙は見かけたらいつも見てます。
こうい印刷されたものは珍しく、たいていは手描きでそのお寺オリジナルのものが多いと思います。
かなり前のことですが、友人が某お寺で黒々とした墨文字で 「嵐に耐える、それが人生。」 と書かれたのを見たそうです。
そんなん見たらもう何も言えませんよね・・・。



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2020年05月19日

ビリー・リンの永遠の一日 (BS12 録画鑑賞 )


 まだ宣言が解除になっていない当地でも街を取り巻く空気は少し緩んできた感じがします。
希望を持てる反面、経済的な弊害など違う局面での見えざる脅威も続きますね。まだまだそれぞれの心配事を抱えておられる今、どうぞ身体と心を大切になさってください。



  先日<BS12>で放送されていた映画『ビリー・リンの永遠の一日』(アン・リー監督 2016年制作)を録画して観ました。
これはイラク戦争を一時帰還した兵士の目線で描いた作品で、ベン・ファウンテンの同名小説が原作となっています。2017年に日本公開予定でしたが興業的な事情か?延期となって結局は未公開のまま という映画のようです。

                        ビリー・リン - コピー.JPG

 
 複雑な余韻を残す作品でした。
題材がイラク戦争であるから清々しい爽快なラストを迎えるなんていうことは勿論無いのでしょうけれど。

戦地での果敢な行動が報道され一躍英雄となって一時帰還した若き兵士ビリー・リンと、彼を迎えた周囲の人間たちとの間に生じる心の乖離が痛々しい感じで。国を挙げて、アメリカ国民の全てが大きなプロパガンダの塊となってビリーを飲み込んでいこうとしているかのような気がしました。

それはガールフレンドとなった女性でさえ。
彼女に救いを求めるかのようにビリーが言った「キミと逃げたくなった」の言葉への彼女の返事は「(そんなことはできないでしょ、)あなたは英雄よ」という言葉でした。これは辛かったです、切なかったです。ビリーの哀しい表情を観ていられなかったくらいに。

こちら側で暮らす人間にとっては遥かに理解を超える戦場での「現実」。
理解しようと努めても真に理解することは兵士となって戦地に立たない限りきっと無理なのですね。

姉・キャスリンとの抱擁(キャスリンは唯一、ビリーが戦地へ戻るのを阻止しようとした人でした)。
戦場で死した軍曹の幻とビリーが語らうシーン。
それらに心掴まれたままエンドロールへ・・・。
実はそれまで私も‘こちら側’にいたままだったかもしれないですが、彼ら兵士達の物語に一歩近づけたような瞬間でした。・・・それでもやっぱり理解はできていないはずなのですけれどね、きっと。

原作ではビリーは戦地へ戻ったあと結局 帰らぬ人 となったそうです。
それを考えると本作のタイトルはとても深いですね。



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                  樹々の緑も一層鮮やかに。

  
こういう映画の後はちょっと濃い目のお酒で。
家呑みで微妙に増えているアルコールのストックを消化すべく、バーボンをロックちょいソーダで ー(長音記号1)

今のこの世。
違う明日はどんなふうに違った明日になるんでしょうかね・・・。


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2020年05月12日

秋田・真冬の自販機の前で ( 「NHKドキュメント72時間」2015年放送プログラムの再放送 ) 


 皆さんそれぞれの状況でそれぞれの心配事を抱えておられると思います、どうぞ身体と心を大切になさってください。
また各方面でご尽力くださっている方々には本当に感謝の思いです、ありがとうございます。




  またしても「ドキュメント72時間」の録画から。

前回も記しましたが現在はコロナ禍で新たな制作はされておらず過去放送分の再放送がされています。
先の金曜は2015年制作・放送の 『 秋田・真冬の自販機の前で 』 が再放送されていました。これはその年の同プログラム人気投票で確か ベスト1 になったのではなかったでしょうか。

  72 - コピー.JPG NHK 真冬の自販機 - コピー.JPG
                画像は<NHK>公式サイトからの転載です。
 
 極寒の日本海の地。小さな古ぼけた、うどんとそば だけの自販機がひっそりと佇んでいます。

コンビニでカップラーメンを買って食べるより早い・・・注文のボタンを押して約25秒。吹き曝しのテーブルと椅子に七味が紐で天井から吊り下げられています。
海風を、時には吹雪を真正面から受けながら麺をすすりスープを飲む人たち。早朝から真夜中まで、時間を問わず誰かがそこにやってくるのです。

訪れる人すべてに、やっぱりそれぞれのドラマがあって・・・。
仕事の行き詰まり、仲間や家族との別れ、病の宣告を受けての孤独な暮らし、でも出会いや、恋人とか親子のささやかだけどあたたかい会話もあって悲喜交々。
 
「無性に食べたくなる時があってね」
「無性に振り返りたくなる昔があってここに来るんだ」
「仕事が終わって一人になりたいときにここに来るんだよね」
「何かにぶち当たったときにここはまた来れる場所だから」
訪れた人たちが残した言葉です。

撮影スタッフはある一定のところでそれ以上の踏み込んだ問いかけを止めているように思います。相手が言い淀んだ時は尚更に。
たった独りそこに憩いを求めてやって来ている人たちだから、他者はその聖域に踏み込んではいけないのですねきっと。
この番組の、ギリギリに保たれているスタンスだと感じています。

それはさておき、みんな自分だけの居場所、帰ってこれる場所を欲しているんだなぁーって思いましたよ。
小さなオンボロの自販機がどこかの誰かの心の故郷、拠りどころになっているんだなぁーって。
そのことに、私はただただ 凄いなぁーっ て感じた次第です。

ほんの小さな支えでもいい、この自販機のように誰かの心に寄り添えている日々があればこんな幸せなことはないのかもしれません。
私もせめてたった一人でもいいから誰かの大切な存在になれる生き方ができればいいのに…と思いました。

実は放送後に一旦‘廃業’が決まったこの自販機ですが、ユーザーからの強い要望により秋田の道の駅での稼働再開となったことが後日譚として描かれていたことを書き添えておきます。


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ウォーキングで「くろべえ久しぶり!」って思ったら全く違う別の黒猫でした。 
なのでこの子にはその場で ‘アナザーAnother ’ と命名しました。 元気でまた会おね!


自宅呑みの<ブラッディ・サム>バーはあれ以来 トマトジュース を 野菜ジュース に変えて作っています。
もともとブラッディ・マリーにはタバスコやウスターソースを入れるレシピもあるのでトマトジュースよりちょっとスパイシーな感じの野菜ジュースに変えてみたらいいのじゃないかと思いまして。
ソーダもちょっと加えてライムも大きめにカットしてぎゅぎゅっと絞って、、、結構ぐいぐいと呑めてしまいます。 呑み過ぎないように気を付けていますが( こういうことを言い訳のように書きだしたら逆に怪しい?ですか)。


一部に規制緩和もあるかもしれないみたいですね。
先々の状況に於いて予測不可能といえるこの事態ですから判断は難しいところでしょうけれど、とにかくこの状況が少しずつでもよい方向に向かうことを切に願っています。
こんなことしか書けない自分が情けないのですが。


posted by ぺろんぱ at 19:13| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記

2020年05月05日

最後の家族 (本 再読)    自分が決めるということ


 皆さんそれぞれの苦しい状況の中、どうぞ身体と心を大切になさってください。
各方面でご尽力くださっている方々には本当に感謝の思いです、ありがとうございます。


 今回のコロナ禍では今まで自分が知らなかったことを知り得ることも多いです。
そうかそんなところにまで弊害が出るのか…ということから始まってその世界で生きてきた人たちのこれまでの頑張りやこれからの苦難とか…。
そしてその苦境を知ってそこに役立つモノや事柄を生み出そうとしてくれる人たちの存在も。
例えば少し前のことですが、聴覚に障害を持つ方々がマスク装着のままでは相手の微妙な唇の動きが読めないということで透明なマスクが発案されて使われ始めているということとか…小さく流されていたニュースで知って心動かされたことでした。



  前回本のことを書いてから読了本は3冊。
そのうちの一冊は再読本ですが村上龍の『最後の家族』(幻冬舎)です。久々に読み返しました。

最後の家族 - コピー.JPG

引きこもりの長男を軸として父、母、妹のそれぞれの家族の思い、崩壊と再生が描かれています。
龍さんの他作品に多く描かれているヴァイオレンス色の強い世界とは一線を画す抑えられた柔らかみさえ感じる筆致の本作ですが、同じ事象が家族四人それぞれの視点で連なって描かれ続けるところには独特の執拗性、攻撃性みたいなもの(いい意味で言ってます)も感じてああやっぱり村上龍の小説だなぁって思います。

「傍にいる(ある特定の)相手を救いたいという思いが支配につながる」という一文は衝撃的です。
「自分が相手から自立することが結果的に最もその人間を救うことになるのだ」の主張は真理であると理解できても冷静に実践することは難しいことかもしれません。近しい者との関係性に於いてはともすれば相手を救いたいという思いが先行してしまうから。けれどやはりそれだけではダメなんですね、救いたいという思いは相手を対等に見ていないということになってしまう。「共依存」という言葉も登場しますがそこに陥ってしまってはいけないということなのですね。

妹の知美が自身のイタリア行きを逡巡する場面で独白のように語った「決めるのは自分自身だ」の言葉は非常に強く胸を突きます。
ラストはそれぞれがそれぞれの自立を成すのですが、それぞれの決断や変化が心地よいほど爽やかに描かれていて希望が見えるのでした。

これ、過去にドラマ化されたみたいですが私は観ていません。
どんな風に演出されているのか、もしもいつか再放送されたら観てみたいです。



空と緑 - コピー.jpg
 空の青と樹々の緑


こんな時期だからでしょうか、マンションで住人の小さな男の子と遭遇した際にマスク越しではありますがクシャっとした笑顔で「こんにちは!」って言われた時は何だか凄く嬉しかったです。私からも「こんにちは!」。 そして心の中で「ありがとう、元気でまた逢おね!」。

緊急事態宣言は5月末までの延長ですね。
京都・大阪・兵庫は特定警戒府県に該当していますので概ね変わりない今後と覚悟します。
風薫る季節ですが、少しづつでも事態が良い方へ向かうことを祈りながらその季節を静かに感じる日々です。



posted by ぺろんぱ at 19:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2020年04月27日

街の灯(BS録画 再鑑賞)     ラストは複雑な思い



 皆さんそれぞれの苦しい状況の中、どうぞ身体と心を大切になさってください。
毎回こんな言葉しか挙げられていませんが、各方面でご尽力くださっている方々には本当に感謝の思いです、ありがとうございます。



  また 映画館でワクワクしながら映画を観ることが出来る、そんな日が一日も早く戻ってくること待ちたいですね。
そんな中NHK BSで結構いい映画がいろいろと放送されていてありがたいです。
先日はチャップリンの『街の灯』(チャールズ・チャップリン監督・主演 1931年制作)  が放送されていて、何度も観ているのにやっぱり録画してまた観てしまいました。

街の灯 ワンシーン - コピー.JPG
※画像は映画情報サイトより転載させて頂いたものです。


何度観てもラストシーンには複雑な思いです。

一度はそのまま娘(ヴァージニア・チェリル演じる)から離れようとしたチャップリンでしたね・・・それはその時の堕ち切った自分を十二分に分かっていたからでしょうけれど、引き止められて手を取られて「貴方でしたの?」と問われたチャップリンの表情が(歓びの陰で)消え入りそうなほど悲しげで。

監督としてのチャップリンがここでフィルムを止めたのは観る者にハッピーエンドかバッドエンドかの判断を委ねるとかではなくて、悲し過ぎてそれ以上描けなかったからじゃないだろうかとさえ思ってしまいます。
まあだから私はあのラストシーンの後にあるのはバッドエンドだと思っている人間なのですけれど。
二度目の別れって、美しい憂いなど介在できない本物の別れになってしまうんですね。

来月(5月)27日にはチャップリンの『ライムライト』も放送されるみたいですよ、それもささやかな楽しみです。

                       
          田園 - 1 - コピー.jpg
          空は青く、雲は白い。


 今回はビールつながりじゃなくトマトジュースつながりで、ウォッカと作る ブラッディ・マリー※ が呑みたくなりまして・・・。ウォッカを自宅に置いてなくてジンならあったのでジンで同様の配合でつくる <ブラッディ・サム> にして呑みました。レモンもライムに換えて。
ジンでの自作ブラッディ・サム、中々よかったです。

※ブラッディ・メアリー とも言いますが、私は甲斐バンドが好きで彼らの曲<ブラッディー・マリー>から知ったお酒なので自分的にはこのお酒は ブラッディ・マリー なのです。そんなんどうでもええわと思われてると思いますが…まあ一応書き添えておきます。

※甲斐バンド <ブラッディ・マリー>
1977年にリリースされた甲斐バンド4作目のオリジナル・アルバム『この夜にさよなら』の収録曲です。
同収録の「最後の夜汽車」「くだけたネオンサイン」、今聴いても切なさMAXの曲です。


少しずつでも良い状況に進みますように・・・。




posted by ぺろんぱ at 20:05| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2020年04月19日

大病院の小さなコンビニ ( 「NHKドキュメント72時間」 2014年放送プログラムの再放送 ) 


皆さんそれぞれの状況でそれぞれの心配事を抱えておられると思います、どうぞ身体と心を大切になさってください。
また各方面でご尽力くださっている方々、本当にありがとうございます。



  今年からNHKの「ドキュメント72時間」を連ドラ録画しているのですが、ここのところ新たな制作はされていなくて過去放送分の再放送がされています。
先日は2014年制作の「大病院の小さなコンビニ」が再放送されていました。観ていなかったプログラムでしたので録画分を昨夜観ました。

    72 - コピー.JPG

大きな病院にはコンビニが入っていて患者さんやご家族、医師や看護師さんスタッフさん、実にたくさんの人が利用されていますよね。
私も父や母の入院に付き添って某病院内のコンビニに通っていた頃のことを思い出しながら観ていました。

72時間というとやはり様々な利用者さんの人生が垣間見れます。
なかなか眠れず早朝からやってくる入院患者さん、
何かを選んで買って…という行為がささやかな楽しみで前を通るたび来てしまうという患者さん、
入院家族の手術を目前に気持ちを落ち着けるために雑誌を買い求める家族さん、
ハードな診察の合間に、または当直の夜や当直明けに食料品を買いに来るドクター、
容易に動き回ることのできない入院患者さんに頼まれて必要なものを買いに来る看護師さん・・・etc. 。

入院中の奥さんを伴って来られた老夫婦の微笑ましい姿にはあたたかいものを感じたし、医療に悩みながらも奮闘する若き女医さんの笑顔のうらには「重圧と孤独」があることを知ったし、最後にご登場の今日退院だという独居男性には非常に重い決意が必要とされる退院であることが分かって、病の前に無力にならざるを得ないこともある人間の悲しみを思い知らされました。

今思い返しても、私があの病院内のコンビニでおにぎりやお茶や父や母の看護用品やらを持って並んでいた列には、いろんな涙や積もっていく疲労感やら小さな喜びや希望やひたすら家族を思いやる気持ちやら、めちゃくちゃいろんな想いを抱えた人ばかりが立ってたんやなぁと、そんなことを改めて思ったのでした。


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緑が濃くなってきましたね。 初夏の兆しが見えてきたのでしょうか。


今年に入って新たに制作&放送されたこの「ドキュメント72時間」プログラムは今のところ9本です。

現時点で印象深かったのは 「宮崎 ナゾの巨大魚を追え!(1月31日放送)」、「神戸 あの日のピアノを弾きながら(2月14日放送)」、「小さな屋台カフェ 千夜一夜物語(3月6日放送)」 といったところでしょうか。
世の中の状況が落ち着いて再び新たなプログラムが制作・放送されることを待ちたいと思います。


「ああ、そういえば直ぐに作れるアレがあった!」とこの二、三日 時々作って自宅で呑んでいるのが皆様もよくご存知のレッドアイです。トマトジュースとビールで作るビアカクテルバー。私はビール多めの割合でトマトの酸味と旨味がさらっと感じられる程度の割り方をしています。

続く自宅呑みの‘たまの味変’です。 本来どっちもそれぞれそのまま飲む方がイイです、やっぱり。


医療に従事されている方々は勿論、そうでないお仕事の方々にも激増した仕事量を抱えて大変な思いをされている人が多いようです。私の友人女性(医療関係ではありません)も尋常じゃない忙しさに加えて人のピリピリ感を怖く感じるとメールをくれました。(頑張りすぎんといてな。)
せめて今の私にできることはやはり先ずはこれ以上感染を広めないようにすることかと諸々自粛の原点に立ち返る思いです。


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2020年04月11日

金魚姫(本)     輪廻転生の哀


皆さん、大変な状況ですが、どうぞ身体と心を大切になさってください。
そして各方面でご尽力くださっている方々、本当にありがとうございます。




  今回も本のことを書かせて頂きます。
今読んでいるのは『金魚姫』(荻原浩著 角川書店)です。
少し前にNHKの単発ドラマで放送されているのを観て惹かれるものがあったので原作を手に取りました。


                      金魚姫 文庫 - コピー.JPG


 荻原浩さんと言えば直木賞受賞作の『海の見える理髪店』で、収録の表題作「海の見える理髪店」を読んでラスト数行で涙腺が決壊したことが記憶に新しいところです。
そのあとで読んだ『押入れのちよ』も確か表題作「押入れのちよ」が一番よかったと感じました。元来お化けユーレイの類はからっきしダメな私ですが‘ちよ’なら何だか傍にいて守り守られたいような温もりを感じたものでした。ちょっと切ない感じも心に残りました。
『明日の記憶』は映画化されましたね。映画は観ましたがこちらは原作を読んではいません。

『金魚姫』、ドラマを観てからの本でしたので主人公の潤とリュウをそれぞれ志尊淳さんと瀧本美織さんのイメージでぐいぐい読み進んでいます。

でもやっぱり活字といいますか文章から広がる物語世界は映像からのそれとはちょっと質の違ったものだとも感じます。読むという行為がゆっくりである分、一旦自分というフィルターを通しての感覚になるからなのでしょうか…。

金魚という生き物の持つ魅惑的なイメージと、潤という青年が少しずつ変わってゆく姿、ユーモラスな文章の中に在る‘輪廻転生’のどこかもの哀しい世界が、ページを繰るごとにじわじわと来る感じがしています。



    野に咲くタンポポ - コピー.jpg ポップなお花 - コピー.jpg

健気に咲いてる感が堪らずカメラに収めた野のタンポポと、ポップな感じの柄の花たち。
季節は巡って花は咲く、のですね。

現実の世界は昨年末には予想だにしなかった厳しい状況ですが、このコロナ禍で人と人との触れ合いや距離が遠くになってしまってる今、ほんのちょっとでも生きるものの存在、命の息遣いみたいなものを身近に感じていたいなぁと思いました。


最後にお酒の話もちょっとだけ書かせて下さいバー

自宅呑みの日々。ビアスプリッツアーから更なる度数アップのビールに移行?というわけではありませんが、ジンをビールで割ったビアカクテル<ドッグノーズ>をときどき自宅で作って呑んでいます。
好みによりますが私はビール多めの ‘ジン 1 に対して ビール 6〜7’ くらいの割合で。
ホップの苦みに華やかな香が加わってクセになりそうな一杯ですが、酔いますのでご注意を
 

posted by ぺろんぱ at 19:22| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記

2020年04月03日

ときどき旅に出るカフェ (本)     タイトル買い


皆さん大丈夫ですか。

皆さんそれぞれの状況、それぞれのお立場で懸命に力をつないでおられることと思います。
私も不安で一杯の日々ですが、自分で自分の心を少しでも落ち着かせるためにも、拙い内容なりにブログを更新していきたいと思っています。



  今読んでいる本は 『 ときどき旅に出るカフェ 』 (近藤史恵著 双葉社)です。
この本のことは勿論、近藤史恵という作家さんのお名前すら恥ずかしながら私は存じ上げませんでした。

                       ときどき旅に - コピー.JPG

はい、なので 100%タイトル買いです。
某書店で出会いました。「旅に出る」というのは中々に誘い込まれるワードですよね。   

そのカフェのメニューから心がどこか遠くへ旅をするってことなのでしょうか??
とにかくさらっぴんの気持ちでページを開きました。
全10話、只今第3話まで読了です。

心が風に乗ってふわっと旅の疑似体験をするみたいな読み物かと思っていたら、結構リアルな事件?出来事?が描かれていて意外でした。
でも登場する様々な国のスイーツたちが心を癒してくれるのは確かみたい。   
カフェのオーナーである女性、円(まどか)さんが若いけれど凛とした雰囲気があってイイです。

いろんな不安がないまぜになって押しつぶされそうにもなる昨今の状況ですが、今はただ、このページを繰るのをささやかな楽しみにしていこう…って思っています。


     花1 - コピー.jpg 花2 - コピー.jpg

黄色がとっても綺麗。
実家への道すがら、小さな公園の花壇で育てられている花の姿に足を止めました。
このあと何故か「WHERE HAVE ALL THE FLOWERS GONE」の歌が浮かんできてずっと“脳内ヘヴィロテ”でした。


『ときどき旅に出るカフェ』にはアルコールが一つ登場します。

白ワインを<アルムドゥドラー>っていう名のハーブ香のするちょっと甘い炭酸で割ったカクテルが。
アルムドゥドラーってオーストリアではポピュラーな炭酸飲料だそう。
以前いっときビアスプリッツアーにハマったとこのブログで書いたことがありましたが、ビールの香の代わりにハーブが少し香るスパークリングワインって感じなのでしょうかね。

アルムドゥドラーは自宅には勿論無かったですがビールと白ワインはありましたので久々にビアスプリッツアー作って呑みました。




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2020年03月29日

長谷川昭三展     青 の世界でした


明石市立文化博物館に「長谷川昭三展」を観に行きました。
画家・長谷川昭三の画業50周年を記念して、所縁のあった兵庫・明石の地で開催が決まった催しでした。
3月25日から29日までの5日間限定の展覧会でした、無事に開催の運びとなってよかったです。

                 
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もともと小規模の企画展でこのところの状況(コロナ禍)も重なってか私が行った時は数名のみの観客でした。
それだけに其々のブース内で時に私一人ということもあって、結果的に氏の作品世界を満喫することができました。

其処はまさしく「青」の世界!
50〜200号の大型の作品が多くその殆どが青を基調として描かれていて、その青がとても美しくて油絵なのに透明感を感じる世界でした。

氏は15歳の時に観たゴーギャン展で感銘を受け直ぐに油絵を始められたそうです。
ご出身は山口県の宇部市ですが大学時代や画家としての時代を千葉や兵庫でも過ごされたようで、明石で阪神淡路大震災を経験されたようです。
その震災の経験が作風に変化をもたらせ2001年以降は「自然と環境、そして人との調和」といったテーマで作品を描かれていますが、当初は静物画、風景画、人物画を中心に描かれていたようです。

その過渡期に当たる1998〜2000年の作品が私にとっては特に印象深く、幾つかの作品の前では長い時間足が止まってしまったものもありました。

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          長谷川昭三《 MOUTH OF RIVER 》2000年   

特に上記に掲載の2000年制作《 MOUTH OF RIVER 》は深い青も美しくノスタルジーを強く掻き立てられる作品で、この作品で画家・長谷川昭三の名がしかと心に刻まれた気がします。
(フラッシュ無しの撮影はOKでしたので一枚だけカメラに収めさせて頂きました)

新たな芸術家氏とその作品に出会えたことを嬉しく思いました。



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今年に入っての、いつだったかの熱燗の画です。

お酒は健康のバロメーターとずっと思ってきましたが、お酒を誰かと交わせることは平和のバロメーターでもあるのだと感じる昨今です。
また心穏やかに乾杯できる日が一日も早く訪れますようにと願います。


 
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2020年03月22日

その後の本、そして春     


遊歩道でお陽さんを浴びながら毛づくろいする野良猫のクロべえ。 勝手に命名、女の子かもしれないのに。 ごめんね。  

くろべえ - コピー.jpg

日ごろは観光客も多く人あしらい??にも馴れているようで近付いても全く動じません。
寛ぎながら「そういえば最近すっかり人が減ったニャ」とか思っているのでしょうか。

この子の世界は長閑で平和です。
しかしこの子たちも常に病気や交通事故や食糧難なんかと闘ってきての今この一瞬の平和なのでしょう。さはさりながら、彼等の平和的な世界を見てるだけで私も少しホッとできましたよ。ありがとうね。ぴかぴか(新しい)



今読んでいる本は以下の二冊です。

『心にナイフをしのばせて』(奥野修司著 文藝春秋)   と  『オウム死刑囚 魂の遍歴 −井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり−』(門田隆将著 PHP研究所) です。

心にナイフ - コピー.JPG オウム死刑囚 - コピー.JPG


この二冊の世界は決して長閑で平和とはいきません。

それぞれ被害者側と加害者側の別々の観点からのルポルタージュですが、奥野さんと門田さんの筆致が違うことで両著を平行に読み進めることもできています。
そして両著に通底しているものは同じなものである気がしています。両筆者の方の、“事件、そこにあったもの”に迫りたいとされる強い思いも同じな気がします。

内容は文字の向こうに実在した世界があるわけで、やはり重いです。時に苦しく読んでいます。



            木蓮1 - コピー.jpg   木蓮2 - コピー.jpg

桜の木は蕾がぷっくりと膨らんでいます。
木蓮はもうこぼれんばかりに咲き誇っています。
春なんですね・・・。




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ジンが呑みたくなって約一年ぶりに訪れたこちらのお店。
早い時間だったからか悪しきvirusの影響か、先客はおられず私一人でした。

長きの無沙汰を詫びてから、マスター氏もご自身でウィスキーの水割りを作っておられたので一緒に乾杯させて頂きました。
ジンの香、やっぱりイイです。


posted by ぺろんぱ at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記