2019年04月23日

洗骨     弔いの原点なのかも…


  少し前に記した『ツナグ』のDVD鑑賞に続いて、図らずも死者との(ある意味での)再会を描いた映画にまたしても出会ってしまう結果となりました。
今回は劇場公開作品で、アースシネマズで鑑賞しました。
『洗骨』、照屋年之監督(←ガレッジセールのゴリさんです)の長編監督デヴュー作品です。


                     洗骨チラシ.JPG

沖縄の離島・粟国島に残る風習「洗骨」をテーマに家族の絆や祖先とのつながりをユーモアを交えて描いた作品(映画情報サイトよりの転載)です。


 ゴリさんてこんなに美しい画を取る御方だったのですね。
朝焼けの海、夕日を浴びて海風にふかれるブランコ、、、ピュアな人なのだろうなぁと思います。
物語も、伝えたいことを真摯に届けようとして下さっているような真っ直ぐな誠意のようなものを感じました。観終わってとても優しい気持ちに包まれました。

お笑いのプロでもある監督さんですから随所に笑いが織り込まれています。特に東京からやってきた亮司(鈴木Q太郎)を巡る笑いが多いのですが、私はQ太郎さん好きだしイヤミのない笑いばかりだったと思います。

洗骨という風習を私は初めて知りました。
その人の「死」から四年後、一旦風葬にした墓から近しい人々が集まって自らの手足で遺骨を取り出し、一つ一つを奇麗に洗って再び葬るのですが、その過程が丁寧に、清々しささえ感じられるように描かれています。
あー、死者を弔うってこういうことなのだろうなぁと思いました。そして、死者のいる場所は幾日幾年を経ようと案外近いのかもしれないなぁ・・・って。

「祖先とはつまり自分自身。これからの命を繋ぐということ。」とは劇中語られる監督の言葉です。
ラストのまさに「繋がれる」瞬間、近親者たちの想いが一つになったんでしょうね。


水崎綾女さんという女優さんには初出会いでしたがとても心惹かれるもがありました。
大島蓉子さん演じる信子さんのキャラがとにかくすごい。
日本の女、日本の母、その原点を見た気がしました。こんな人がそばにいてく入れたらきっと全てが上手くいくと確信しました。
あと、、、奥田瑛二さん演じる信綱さん!
久米仙をコップ(オリオンビールのコップ!沖縄ですねー!)に並々注いでストレートで一気呑みというのはあかんです、久米仙30度ありますから。でも久々に泡盛を呑みたくなったのは正直な話です。


                     みなみで.jpg

泡盛ストレートには及びませんがこちらのお店のハイボールは結構濃い目に作って下さっていて私は好きなのです。立呑みですがやはり今回もお独り様で。
Nママさん、久々にお会いできて嬉しかったです。ありがとうございました。




posted by ぺろんぱ at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記