2020年01月09日

誰もが愛しいチャンピオン     チャンピオンの意味


シネリーブルで『だれもが愛しいチャンピオン』(ハビエル・フェセル監督)を観ました。
『私の小さなお葬式』と迷ってタイムテーブルの都合上こちらを選択しました。どちらの映画を選んでもそうなったかもしれませんが年初の作品としてはあたたかい気持ちに包まれることができましたよ。

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Story
   プロバスケットボールのコーチ、マルコ(ハビエル・グティエレス)は、負けることが大嫌いなアラフォー男。ところが短気な性格が災いして問題を起こし、チームを解雇されてしまう。そんななか、飲酒運転事故を起こしたマルコは、裁判所から社会奉仕活動として、知的障がい者たちのバスケットボール・チーム“アミーゴス”の指導を命じられる。アミーゴスのメンバーたちの自由過ぎる言動に、はじめは困惑するマルコだったが、彼らの純粋さや情熱、豊かなユーモアに触れながら苦楽を共にするうちに、マルコの心に変化が生じ始める……。                            ※映画情報サイトより転載



重く且つデリケートなテーマながら本作は一貫して“幸せの在り方”に目を向けていたと感じます。

途中もっとシリアスな描き方をしようと思えばできた場面(例えば試合に向かうバスに乗り合わせたメンバーと他の客との揉め事とか)でも、悲しみや怒りより出来事のユーモラスな視点に則して描いていました。
そういう作品のスタンスだから身構えることなく委ねることができて、結果的に作品の最も意図する「チームになる」「家族になる」というテーマをダイレクトに受け止めることができたのではないかと思いました。
チーム名の<アミーゴス>っていいですよね。シンプルでこの映画の世界をそのものズバリに表していました。

彼らの生活には勿論支障もあるわけで、そういう日常の「負」の部分と抱かれがちな暗澹たる思いに焦点を当てて描けば当然ながら全く違ったトーンの作品になったはずです。本作はそこを超えた彼ら自身の「正」の部分に則して見せていて、それが潔くて小気味よい感じでした。
それぞれに大切なたった一つの人生を生きている彼らの、その日常をさりげなく垣間見せた演出もよかったです。

メンバーは全員オーディションを受けた、実際にそれぞれの障がいと向き合ってる人達です。
皆さん凄い芸達者ぶりでした、、、記憶力抜群のインテリのマリン(彼の吐く台詞がイイ)やバスケの練習を楽しみにひたすらレストランでお皿洗いに頑張るベニート、キュートでした。



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タツリキ・アンテナショップでの有料試飲です。
今冬の新酒です。豊潤旨口、しかしキリリと冴える吞み口。新酒ならではの含み香。
好いお酒に今年もたくさん出会いたいと思います。



posted by ぺろんぱ at 19:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記