2020年04月27日

街の灯(BS録画 再鑑賞)     ラストは複雑な思い



 皆さんそれぞれの苦しい状況の中、どうぞ身体と心を大切になさってください。
毎回こんな言葉しか挙げられていませんが、各方面でご尽力くださっている方々には本当に感謝の思いです、ありがとうございます。



  また 映画館でワクワクしながら映画を観ることが出来る、そんな日が一日も早く戻ってくること待ちたいですね。
そんな中NHK BSで結構いい映画がいろいろと放送されていてありがたいです。
先日はチャップリンの『街の灯』(チャールズ・チャップリン監督・主演 1931年制作)  が放送されていて、何度も観ているのにやっぱり録画してまた観てしまいました。

街の灯 ワンシーン - コピー.JPG
※画像は映画情報サイトより転載させて頂いたものです。


何度観てもラストシーンには複雑な思いです。

一度はそのまま娘(ヴァージニア・チェリル演じる)から離れようとしたチャップリンでしたね・・・それはその時の堕ち切った自分を十二分に分かっていたからでしょうけれど、引き止められて手を取られて「貴方でしたの?」と問われたチャップリンの表情が(歓びの陰で)消え入りそうなほど悲しげで。

監督としてのチャップリンがここでフィルムを止めたのは観る者にハッピーエンドかバッドエンドかの判断を委ねるとかではなくて、悲し過ぎてそれ以上描けなかったからじゃないだろうかとさえ思ってしまいます。
まあだから私はあのラストシーンの後にあるのはバッドエンドだと思っている人間なのですけれど。
二度目の別れって、美しい憂いなど介在できない本物の別れになってしまうんですね。

来月(5月)27日にはチャップリンの『ライムライト』も放送されるみたいですよ、それもささやかな楽しみです。

                       
          田園 - 1 - コピー.jpg
          空は青く、雲は白い。


 今回はビールつながりじゃなくトマトジュースつながりで、ウォッカと作る ブラッディ・マリー※ が呑みたくなりまして・・・。ウォッカを自宅に置いてなくてジンならあったのでジンで同様の配合でつくる <ブラッディ・サム> にして呑みました。レモンもライムに換えて。
ジンでの自作ブラッディ・サム、中々よかったです。

※ブラッディ・メアリー とも言いますが、私は甲斐バンドが好きで彼らの曲<ブラッディー・マリー>から知ったお酒なので自分的にはこのお酒は ブラッディ・マリー なのです。そんなんどうでもええわと思われてると思いますが…まあ一応書き添えておきます。

※甲斐バンド <ブラッディ・マリー>
1977年にリリースされた甲斐バンド4作目のオリジナル・アルバム『この夜にさよなら』の収録曲です。
同収録の「最後の夜汽車」「くだけたネオンサイン」、今聴いても切なさMAXの曲です。


少しずつでも良い状況に進みますように・・・。




posted by ぺろんぱ at 20:05| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記

2020年04月19日

大病院の小さなコンビニ ( 「NHKドキュメント72時間」 2014年放送プログラムの再放送 ) 


皆さんそれぞれの状況でそれぞれの心配事を抱えておられると思います、どうぞ身体と心を大切になさってください。
また各方面でご尽力くださっている方々、本当にありがとうございます。



  今年からNHKの「ドキュメント72時間」を連ドラ録画しているのですが、ここのところ新たな制作はされていなくて過去放送分の再放送がされています。
先日は2014年制作の「大病院の小さなコンビニ」が再放送されていました。観ていなかったプログラムでしたので録画分を昨夜観ました。

    72 - コピー.JPG

大きな病院にはコンビニが入っていて患者さんやご家族、医師や看護師さんスタッフさん、実にたくさんの人が利用されていますよね。
私も父や母の入院に付き添って某病院内のコンビニに通っていた頃のことを思い出しながら観ていました。

72時間というとやはり様々な利用者さんの人生が垣間見れます。
なかなか眠れず早朝からやってくる入院患者さん、
何かを選んで買って…という行為がささやかな楽しみで前を通るたび来てしまうという患者さん、
入院家族の手術を目前に気持ちを落ち着けるために雑誌を買い求める家族さん、
ハードな診察の合間に、または当直の夜や当直明けに食料品を買いに来るドクター、
容易に動き回ることのできない入院患者さんに頼まれて必要なものを買いに来る看護師さん・・・etc. 。

入院中の奥さんを伴って来られた老夫婦の微笑ましい姿にはあたたかいものを感じたし、医療に悩みながらも奮闘する若き女医さんの笑顔のうらには「重圧と孤独」があることを知ったし、最後にご登場の今日退院だという独居男性には非常に重い決意が必要とされる退院であることが分かって、病の前に無力にならざるを得ないこともある人間の悲しみを思い知らされました。

今思い返しても、私があの病院内のコンビニでおにぎりやお茶や父や母の看護用品やらを持って並んでいた列には、いろんな涙や積もっていく疲労感やら小さな喜びや希望やひたすら家族を思いやる気持ちやら、めちゃくちゃいろんな想いを抱えた人ばかりが立ってたんやなぁと、そんなことを改めて思ったのでした。


                        木漏れ日 - コピー.jpg

緑が濃くなってきましたね。 初夏の兆しが見えてきたのでしょうか。


今年に入って新たに制作&放送されたこの「ドキュメント72時間」プログラムは今のところ9本です。

現時点で印象深かったのは 「宮崎 ナゾの巨大魚を追え!(1月31日放送)」、「神戸 あの日のピアノを弾きながら(2月14日放送)」、「小さな屋台カフェ 千夜一夜物語(3月6日放送)」 といったところでしょうか。
世の中の状況が落ち着いて再び新たなプログラムが制作・放送されることを待ちたいと思います。


「ああ、そういえば直ぐに作れるアレがあった!」とこの二、三日 時々作って自宅で呑んでいるのが皆様もよくご存知のレッドアイです。トマトジュースとビールで作るビアカクテルバー。私はビール多めの割合でトマトの酸味と旨味がさらっと感じられる程度の割り方をしています。

続く自宅呑みの‘たまの味変’です。 本来どっちもそれぞれそのまま飲む方がイイです、やっぱり。


医療に従事されている方々は勿論、そうでないお仕事の方々にも激増した仕事量を抱えて大変な思いをされている人が多いようです。私の友人女性(医療関係ではありません)も尋常じゃない忙しさに加えて人のピリピリ感を怖く感じるとメールをくれました。(頑張りすぎんといてな。)
せめて今の私にできることはやはり先ずはこれ以上感染を広めないようにすることかと諸々自粛の原点に立ち返る思いです。


posted by ぺろんぱ at 19:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記

2020年04月11日

金魚姫(本)     輪廻転生の哀


皆さん、大変な状況ですが、どうぞ身体と心を大切になさってください。
そして各方面でご尽力くださっている方々、本当にありがとうございます。




  今回も本のことを書かせて頂きます。
今読んでいるのは『金魚姫』(荻原浩著 角川書店)です。
少し前にNHKの単発ドラマで放送されているのを観て惹かれるものがあったので原作を手に取りました。


                      金魚姫 文庫 - コピー.JPG


 荻原浩さんと言えば直木賞受賞作の『海の見える理髪店』で、収録の表題作「海の見える理髪店」を読んでラスト数行で涙腺が決壊したことが記憶に新しいところです。
そのあとで読んだ『押入れのちよ』も確か表題作「押入れのちよ」が一番よかったと感じました。元来お化けユーレイの類はからっきしダメな私ですが‘ちよ’なら何だか傍にいて守り守られたいような温もりを感じたものでした。ちょっと切ない感じも心に残りました。
『明日の記憶』は映画化されましたね。映画は観ましたがこちらは原作を読んではいません。

『金魚姫』、ドラマを観てからの本でしたので主人公の潤とリュウをそれぞれ志尊淳さんと瀧本美織さんのイメージでぐいぐい読み進んでいます。

でもやっぱり活字といいますか文章から広がる物語世界は映像からのそれとはちょっと質の違ったものだとも感じます。読むという行為がゆっくりである分、一旦自分というフィルターを通しての感覚になるからなのでしょうか…。

金魚という生き物の持つ魅惑的なイメージと、潤という青年が少しずつ変わってゆく姿、ユーモラスな文章の中に在る‘輪廻転生’のどこかもの哀しい世界が、ページを繰るごとにじわじわと来る感じがしています。



    野に咲くタンポポ - コピー.jpg ポップなお花 - コピー.jpg

健気に咲いてる感が堪らずカメラに収めた野のタンポポと、ポップな感じの柄の花たち。
季節は巡って花は咲く、のですね。

現実の世界は昨年末には予想だにしなかった厳しい状況ですが、このコロナ禍で人と人との触れ合いや距離が遠くになってしまってる今、ほんのちょっとでも生きるものの存在、命の息遣いみたいなものを身近に感じていたいなぁと思いました。


最後にお酒の話もちょっとだけ書かせて下さいバー

自宅呑みの日々。ビアスプリッツアーから更なる度数アップのビールに移行?というわけではありませんが、ジンをビールで割ったビアカクテル<ドッグノーズ>をときどき自宅で作って呑んでいます。
好みによりますが私はビール多めの ‘ジン 1 に対して ビール 6〜7’ くらいの割合で。
ホップの苦みに華やかな香が加わってクセになりそうな一杯ですが、酔いますのでご注意を
 

posted by ぺろんぱ at 19:22| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記

2020年04月03日

ときどき旅に出るカフェ (本)     タイトル買い


皆さん大丈夫ですか。

皆さんそれぞれの状況、それぞれのお立場で懸命に力をつないでおられることと思います。
私も不安で一杯の日々ですが、自分で自分の心を少しでも落ち着かせるためにも、拙い内容なりにブログを更新していきたいと思っています。



  今読んでいる本は 『 ときどき旅に出るカフェ 』 (近藤史恵著 双葉社)です。
この本のことは勿論、近藤史恵という作家さんのお名前すら恥ずかしながら私は存じ上げませんでした。

                       ときどき旅に - コピー.JPG

はい、なので 100%タイトル買いです。
某書店で出会いました。「旅に出る」というのは中々に誘い込まれるワードですよね。   

そのカフェのメニューから心がどこか遠くへ旅をするってことなのでしょうか??
とにかくさらっぴんの気持ちでページを開きました。
全10話、只今第3話まで読了です。

心が風に乗ってふわっと旅の疑似体験をするみたいな読み物かと思っていたら、結構リアルな事件?出来事?が描かれていて意外でした。
でも登場する様々な国のスイーツたちが心を癒してくれるのは確かみたい。   
カフェのオーナーである女性、円(まどか)さんが若いけれど凛とした雰囲気があってイイです。

いろんな不安がないまぜになって押しつぶされそうにもなる昨今の状況ですが、今はただ、このページを繰るのをささやかな楽しみにしていこう…って思っています。


     花1 - コピー.jpg 花2 - コピー.jpg

黄色がとっても綺麗。
実家への道すがら、小さな公園の花壇で育てられている花の姿に足を止めました。
このあと何故か「WHERE HAVE ALL THE FLOWERS GONE」の歌が浮かんできてずっと“脳内ヘヴィロテ”でした。


『ときどき旅に出るカフェ』にはアルコールが一つ登場します。

白ワインを<アルムドゥドラー>っていう名のハーブ香のするちょっと甘い炭酸で割ったカクテルが。
アルムドゥドラーってオーストリアではポピュラーな炭酸飲料だそう。
以前いっときビアスプリッツアーにハマったとこのブログで書いたことがありましたが、ビールの香の代わりにハーブが少し香るスパークリングワインって感じなのでしょうかね。

アルムドゥドラーは自宅には勿論無かったですがビールと白ワインはありましたので久々にビアスプリッツアー作って呑みました。




posted by ぺろんぱ at 20:05| Comment(8) | TrackBack(0) | 日記