2019年07月21日

恐竜ワールド展     自分なりの感じ方がありました


 明石市立文化博物館の『恐竜ワールド展 〜生物進化の大冒険〜』に行ってきました。

こちらは以前に拙ブログにも挙げた<江口寿史のイラストレーション展>の他、怪獣映画の特撮展、誕生50年を記念したリカちゃん人形展、巨匠と呼ばれた画家たちの青春時代を追ったものなど、ちょっと変わった視点での企画展をしてくれています。勿論、各地巡回展で単館での企画ではないと思いますけれど。それぞれ面白かったですがリカちゃん展は殊に楽しめましたよ。

本展も写真撮影OKです(ストロボは不可)。

                   ティラノサウルス - コピー.jpg
                  <肉食恐竜 ティラノサウルス想像図  展示画像より>


今回は観覧料から推察して(一般800円でした)あまり大きな期待は抱いていませんでしたが、やはり展示品は化石やレプリカが殆どでした。
それでもじっくり見ているといろいろと勉強になることがたくさんあってそれなりに楽しめました。

何より改めて、とてつもなく大きな長い長い生命の歴史を前にして、都会ではない街のこの小さな博物館で独り感慨深い思いに浸れたことがよかったです。

今から46億年前に地球が誕生。
それから8億年経った38億年前に生命(バクテリア)が誕生。
最初の魚類が海に誕生し、植物が陸に生息し始めたのが4億8500万年前から4億2500万年前
さらに年月が流れて恐竜の誕生は2億3000万年前。映画に登場する巨大恐竜の出現は更に長い年月を経たジュラ紀後期の1億5000万年前頃です。
巨大隕石衝突による、その恐竜の絶滅が6600万年前
さらに長い年月を経て再び生命が生まれ、やっとホモ・サピエンスが登場したのが20万年前
長い長い、本当に長い年月。

今、西暦2019年。
自分が生まれてからはたったの・・・。そのなんと僅かな期間であることか・・・。
展示されていた地球年表を前に一瞬クラっと眩暈がしました。
地球の変遷と生命の進化の旅の中での、塵ほどに小さな小さな私の人生。その中のさらにさらに小さな一日一日。
生きていくこと、そして生きていることって凄いことなんやと、なんだかわけもなく心にズシンとくるものがありました。


                       トリケラトプス - コピー.jpg

たくさんの化石、標本、標本レプリカに交じって実物の鉄鉱や隕石なども展示されていました。
上記写真は<植物食恐竜・トリケラトプスの全身骨格標本(レプリカ)>で凄く大きかったです。
肉食恐竜と違って佇まいは何となく穏やかでした。

「さわってみよう!」のコーナーではアンモナイト(化石)や恐竜の大腿骨(化石)の他、植物食恐竜の糞(化石)もあって一瞬 怯みました。せっかくの機会なので触りましたけどね、しっかりと。



                       来楽 - コピー.jpg

さてさて、明石に来たらお約束事のようにこのお酒を呑みます。明石のお酒です。
<来楽>(らいらく)、掲出画は某店にての無濾過生原酒タイプです。

人生も「来楽」であればよいのですけれどね・・・。




posted by ぺろんぱ at 19:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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