2020年01月03日

2019年 を振り返って


2020年が明けましたね。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

2020空 - コピー.jpg


昨年末の記事でも書きましたが昨年3月15日に4年ぶりに拙ブログを再開させて頂きました。
秋頃にちょっとハプニングもあったりで劇場で鑑賞できた映画は36本どまりでした。
鑑賞数も少なく観に行きたくても見逃してしまった作品も多いので、「マイベスト」というより「もう一回観たいなぁ」という想いが“より強い”作品を挙げてみました。

↓ 鑑賞時系列に記します。

■『ウトヤ島、7月22日』
 昨年3本目の劇場鑑賞作でブログを再開するキッカケになった作品です。
 とにかく衝撃的で結局今も心を掴まれてしまっています。

■『グリーンブック』
 これはもう、最後にドン・シャーリーが孤独の殻を破る勇気が持てたことと、トニーの「あの台詞」につきます。

■『荒野にて』
 生きることの過酷さの裏で常にある大自然の美しさ。
 主演のチャーリ・プラマーの鮮烈な輝きももう一回観たいです。

■『希望の灯り』
 静かで深い余韻、独特の空気感。映像的にもとても惹かれる世界でした。

■『幸福なラザロ』
 不思議な映画でした。「作り方、見せ方」があるイミ難しい作品だったように思います。
 私には良い残り方になりました。

■『アマンダと僕』
 優しい光を感じたラスト。しみじみと心に沁みてくる良い作品でした。

■『シュヴァルの理想宮』
 実話ということに先ずは驚き、清らかで尊いものに触れさせてもらえた気がしました。


別途、劇場鑑賞ではなくDVDで旧作に触れることのできた機会は6回(6作品)でした。
いずれも良作でしたが、私の中では『ラ・ラ・ランド』がダントツで2019年「キング・オブ・旧作」でした。

映画館での新作は勿論のこと旧作品も含め、今年もよい映画に出逢えることのできる一年であれと祈ります。ぴかぴか(新しい)



昨年を振り返ってもう一言付記させて頂きます。
音楽にも癒され元気をもらいました。心と共にいろんな「音」を届けて下さった方々にも深く感謝の想いです。かわいい
 

                          


そして、やっぱり今年も呑みます!


posted by ぺろんぱ at 10:04| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
今年もよろしくお願いいたします。

拝読して共感するところが多い、作品の数々です。
『希望の灯り』『幸福なラザロ』『アマンダと僕』『シュヴァルの理想宮』など、
ヨーロッパの小くて独自の視線を感じる映画は私も反芻したくなります。

『幸福なラザロ』は宗教観がまるで違う日本人には、
少し難しい作品かもしれないと私も感じました。
それでも、前半の農園の土の匂いがするような映像の素晴らしさ、
ラザロの表情を見ているだけで浄化されるような気持ちになり
やっぱり大好きな映画になりました。

『荒野にて』、とても辛い内容なのに
なぜか少し爽やかな気持ちも感じる魅力を持つ作品でした。
でも、やっぱり辛い(笑)
「辛い」と言えば、「Girl/ガール」もしんどかったですね。

『グリーンブック』は、上手い!と思いました。
重いテーマなのに、トニーのキャラに引きづられ笑ってしまいます。
ドクター・シャーリー自身の問題が、差別される側という事と
別の視点で描かれているのもステレオタイプでなくて素敵です。

それにしても、ブログを再開されたおかげで、こうして年初に
ぺろんぱさんとこで映画についてあれこれ言える幸せ。
年明けから中東で何やら物騒な出来事が起こっていますが、
平和に映画が見られる日が続くことを祈っています。
Posted by Yururi at 2020年01月04日 11:31

Yururiさん、ようこそです。

こうして語らせて頂けることを本当に嬉しく思います。
それってYururiさんの仰る通り、個人の日常の穏やかさだけでなく日本や日本を取り巻く世界の平穏、平和によるところも大きいのですね。
いずれの意味においてもこれからが平穏な日々であれと願いますね。

今回戴いたYururiさんの各作品への改めてのご感想、繰り返し噛みしめて読ませて頂きました。
どれもいい映画だったなぁと改めて感じると共に、良き作品はこうして人と人をつないでくれるものなのだなぁって、そのことにも感じ入っております。

そうそう、『Girl/ガール』は辛い、痛い、、、あそこに至るまでの苦悩を思うと「しんどい」でしたよね。
主演の彼が魅力的だっただけに余計に。

『グリーンブック』も、その“別の視点”が描かれていたからこそ深く突き刺さった一作だったのだと感じています。

観ることが叶わなかった良作もきっとたくさんあったはずで、それらを含めてYururiさんのブログで知り得た作品は幾つもあります。
ありがとうございます、これからもどうぞ宜しくお願い致しますね。

Posted by ぺろんぱ at 2020年01月04日 20:37
あけましておめでとうございます。

未見の作品も多いですが
「ウトヤ島〜」はアマゾンプライムでレンタルして観ました。
こういうテーマの作品は心を惹かれます。実話ですし。
犯人の姿が見えなくて、銃声と逃げ惑う人たちの映像だけというのが
かえってリアルな恐怖を感じましたね。
「幸福なラザロ」観てみたい作品のひとつです。
「グリーン・ブック」は文句なしですね。
社会的なメッセージも感じるし、ヒューマンな感動も味わえる。
そして何よりヴィゴの名演技が忘れられない作品です。

今年もよろしくお願いいたします。
Posted by なな at 2020年01月04日 22:24

ななさん、お越し下さり嬉しいです。
あけましておめでとうございます。

「ウトヤ島〜」、ご覧になっていたのですね。本作で語らせて頂けること、嬉しいです。
ななさんの仰る通りですね。明確な殺意をもって72分間銃を撃ち続けるといういわゆる絶対的悪があって、でもその姿は登場しない・・・その「悪」なるものが全てこちら側の人間(逃げ惑う人々)の中に投影されていくというか…。
命を分ける運命というものにも絶句する思いでした。

「幸福なラザロ」はいつか是非に。その時はご感想を楽しみにしております。

この項には挙げられず仕舞いでしたが、「ジョーカー」のホアキン・フェニックスの役者力は圧倒的でしたね。

こちらこそ、今年もどうぞ宜しくお願い致します。
空の上の猫ちゃん達も元気ですかねー(^^)。



Posted by ぺろんぱ at 2020年01月05日 10:43
あけましておめでとうございます。

一昨年辺りからミニシアター系映画を劇場鑑賞すること自体
結構なコスト(電車賃込みで3,200円)が掛かり諦めていたんです(笑)
こうして、ぺろんぱさんのベストを参考に、お茶の間鑑賞できることがありがたいです。

唯一知ってる『グリーンブック』のようなウィットに富んだ作品と今年も出会いたいです(^^)/
Posted by ituka at 2020年01月05日 12:35

itukaさん、お越し下さり嬉しいです。
2020年の幕開けおめでとうございます。

映画鑑賞におけるコスト問題って結構切実ですよね。
実は私も職を含め環境が変わって今はitukaさんと同じコスト状況なのです(涙)。厳選して、と思いつつも結構場当たり的に観に行ってしまうこともあります(苦笑)。

しかしミニシアター系作品関係なくitukaさんの鑑賞作品の多さたるやとにかく凄くて!
こちらこそそれを参考にさせて頂いているのです〜、ありがとうございます(*^-^*)!

グリーンブック以外にもitukaさんご鑑賞作品とは結構重なりましたよ、『女王陛下の…』なんて印象深い作品です。
これからもどうぞ宜しくお願い致しますね。



Posted by ぺろんぱ at 2020年01月05日 19:58
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