トイレットペーパーがどこに行っても売り切れ状態です。
新型コロナV. も怖いけど一斉に拡散するデマも怖い・・・。

小春日和の一日、路上でくつろぐ何処かのおうちの猫。多分ここも彼(彼女)には我が家なんでしょう。

今年に入って読了したのは以下の本たちです。
『みみずくは黄昏に飛びたつ』(村上春樹×川上未映子 インタヴュー本)
『第一安房列車』(内田百闥)
『スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件』(山本ゆり著)
『駅までの道を教えて』(伊集院静著)
『草花たちの静かな誓い』(宮本輝著)
そして今読んでいるのが図書館でやっと順番が廻ってきた(長かったぁ…)『掃除婦のための手引き書』(ルシア・ベルリン著 岸本佐知子訳)です。
其々の本の存在を教えて下さったK子さん、T子さん、Mriちゃん、YURURIさん映画ブログ記事、に改めましてお礼申し上げます、ありがとうございます。

『スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件』は初めて訪れた とある古本カフェ で偶然出会った一冊でした。
その時はタイトルを見て「こんな本もあるんだ…」と思っただけでしたが後日図書館で借りて読みました。
読んでみたらハマってしまって(自分よりうんと若い女性に人生を教えられることもあるんだなぁーって)、これの一冊前のエッセイ本?(雑記本??)である『クリームシチュウはご飯に合うか否かなど』も現在図書館で予約中です。(買わんのかい! いえいえ、春樹さんのと百關謳カのとは買うて読みましたよ ^^;)
さて『掃除婦のための手引き書』。
死後十年を経て「再発見」された作家ルシア・ベルリンのはじめての邦訳作品集(本書情報サイトより)です。

※図書館カウンターにてこそっと撮影
自分の人生をこんなにもドライに書けるなんて・・・と先ずそこにちょっとした衝撃を受けました。
時にからりと笑い飛ばし、時に冷徹に突き放し、時にシニカルに見据える、というような自身の人生描写。
何気ない記憶の鮮やかな断片。
人物たちの台詞やしぐさの一つ一つが活き活きしてて(=かなりリアルで)、わずか2ページに満たない掌作品でさえ一篇のドラマを見るようです。
イメージが瞬間に映像化される感じ。ルシア・ベルリンの激しい起伏の人生と1ミリも嘘が無い自己主張がそこにあって。 邦訳された岸本佐知子さんの翻訳力もきっと大きいのだと感じます。
全24作品の収録。あと4作品で読了です。なんだか出会ったことのないような作品です。
K子さん、ありがとうございました。


最近の某日、件のスタバにて。
新型コロナV. の影響かランチタイムだったのにガラ空き状態。こちらにはたまにしか来ませんがいつもは空席が無いくらいなのに。あ、でも私も覗いてみて空いていたから入ったのでした、混んでいたらコロナV.怖しで入っていませんでした、、、ごめんなさいスタバさん。
せっかくの桜色のカップなのにねぇ。
あらゆるところに影響が出ています。 どこまで続く? どうなる日本?