街をゆく10代半ばの若者たちの、雄々しく以前と変わらぬハツラツさにEnergyチャージさせてもらいました。 しかし若者は若者なりにこれから先に思い悩むことはきっとたくさんあると思います・・・ガンバレ若人よ!( オマエこそ頑張れよ と言われそうですが。)
少し前に録画していたBS.Pでの映画 『 心の旅路 』(マーヴィン・ルロイ監督 1942年制作 アメリカ ) をやっと観ました。
ジェームズ・ヒルトンの小説を基に、第一次世界大戦で記憶を失くした男スミスと旅回りの踊り子ポーラとの長きにわたる愛の軌跡を綴った作品です。
※映画ポスター Wikipediaからの転載です。
こういうのを古き良き映画というのでしょうか。
10年は超えるであろう長い物語の流れの中で、ポーラとスミシ―の互いへの愛がただその一点のみに於いて真っ直ぐに正攻法で描きあげられていました。
スミシ―が去しり後ポーラが体験した絶望と辛苦の日々が彼女の台詞として短く語られただけだった事とか、マーガレットと名を変えてチャールズ(スミシ―)の前に再び現れてからも彼女がその過去の辛苦を振り返るシーンが無かった事については、少しリアリティーに欠けるというかもう少しそこを深く掘り下げてくれてもいいのに、とも感じたことは事実です。
しかし、この映画がただスミシ―の(かつてのスミシ―としての)愛を取り戻したいというポーラの強い想いに焦点を当てて作られたものであるからだと思えばそれも納得できるのでした。実際、ポーラの一念は凄い、とても強い。スミシ―への愛の深さに圧倒されるほどでした。
難しいことは考えないでただただ物語の展開に身を委ねるのがよいかと。
ストライクゾーンにバシッとボールが収まるようなラストシーンはまるで大人たちに贈られたお伽噺のようでした。
一体いつ気付くのかとやきもきすることもあったので、二人の行く末が分かった今は安心し切ったゆったりとした気持ちでもう一回観たいです。

↑ は 雨の休日の画でした。
歩く人も無く、遊歩道の紫陽花がひっそりと雨に打たれていました。
色鮮やかな花は水も美しくまとう気がしますが、紫陽花はことのほか雨が似合う感じです。
こんな日はきりっと冷えた冷酒がいいですが、そういえば最近ずっと日本酒を呑んでいないなぁ。
この映画で序盤、ポーラがスミシ―と初めて会った日に馴染みのBARで「 ジンをちょうだい、この人(スミシ―)にはブランデーで 」って言ってジンをショットで呑んでいました。
お気に入りのショットグラスがあるのでそれでジンをクイッと真似てみました。ジンはボトルごと冷凍庫に入れておくとトロリとしてストレートで呑むにはイイですよ。

駅のホームにて。
「西Navi 6月号」が出ていました。
まだお出かけは容易に出来ませんね、、、だからせめて机上の旅路で・・・。
で、監督の名前に見覚えあるなあと思てたら・・珍しく思い出せました。1949年版「若草物語」の監督でした。
BS録画といえば、先月末位にジョン・シュレシンジャー監督の「遥か群集を離れて」てのやってましたが、録画されて観られたでしょうか?ぺろんぱさんのお好きなジュリー・クリスティのんやったんで、録画して観た自分、ちょい気になってました。ブログに登場するかなぁとか思てましたが・・。
ーお出かけーといえば、先週今年初の映画鑑賞してきました!最新版若草物語の「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」です。よ、よ、よかったぁ!!(そんな表現しかでけんのかいっ)(・・)
ほなまたです。ジンをクィッもしぶいですね。
ビイルネンさん、お越し下さり嬉しいです。
1949年版「若草物語」の監督…、そうなのですか。そういえばその若草物語も少し前にBSPでやっていましたよね。BSP.は 主演続き、監督続き、とかありますね。イーストウッドさんのも続いていますが。
最新版の若草物語、ビイルネンさんの口調から察するに凄く良かったみたいですね。インプットしました(*^-^*)!
>「遥か群集を離れて」
そうなのですよ!
それが放映されて何日か後に友人からTELがありBSでの映画の話になって『遥か…』がジュリー・クリスティ出演の作品と知りました。「えーっ!」ってなりました。持ってるTV.情報誌ではその映画はタイトルのみだったので何か古い西部劇かなぁと思って録画しませんでした(ジュリークリスティ好きとか言うててファン失格ですね、私)。調べたらテレンス・スタンプさんも出てたみたいで残念。
まあまた出会える時の楽しみにします(*^-^*)。
>ジンをクィッと
今夜もクイッといってます。