連日決して明るくない幾つものニュースに接し続ける中でも、三浦春馬さんのことは衝撃でした。
空の上でどうか安らかに眠ってください。ご冥福をお祈りいたします。
以前やはりBSでしたかヒロシさんの 『 ヒロシのぼっちキャンプ 』 という番組にハマったことがあったのですが、放送がしたりされなかったりで気が付いた時には終了していました。
よかったのになー、独りで火を起こしてハンモックから眺めてる姿とかそういうの。
で、今はふとしたことで知った、やはりヒロシさんの一人旅を撮った 『 迷宮グルメ 異郷の駅前食堂 』(BS朝日 金曜21時) にすっかりハマってしまっています。毎週録画して楽しみに観ています。
***内容(番組公式サイトよりの転載です)***
世界の鉄道で旅をして、ふらりと降りた駅前の絶品グルメを異郷で探すふれあいの旅。
言葉もわからない土地で、ジェスチャーと勘だけで地元の人に愛される駅前食堂を探し、
人生で味わったことのない美味いモノと、人情に出会います。
※キューバ・ハバナ中央駅の回。番組公式サイトよりの転載です。
オープニング曲はニニ・ロッソの「 Arlecchinata 」、原曲はあのチャップリンの映画『ライムライト』の「テリーのテーマ」(チャップリン作曲)です。
旅する地を一本の列車が駆け抜けてゆく…バックにこの音楽が華麗に流れてきて、この瞬間一気に魂が旅の空に飛ぶのです。
もう一曲。ヒロシさんがその日のお店やオーダーするものを決めたりする‘ここぞ!’っていう時に流れるのが「さすらいの口笛」で、この曲は映画『荒野の用心棒』のテーマ曲(エンリオ・モリコーネ作曲)でした。
ヒロシさんがまさに流離いの人という感じです。
在るがままというか、もう無理しない、したくないっていう感じが全身から醸し出されている感じがするのです。(その辺りは芸能界でのご苦労もあってのこと?なのでしょうか。)
言葉が通じないせいでヒロシさんが無意識に(結果的に)吐いてしまった毒と、明らかに‘意識的に’吐いている(←私には何となくそう見える)毒があって観ていてハラハラする時もありつつ、街行く人やお店の人たちとのやり取りを楽しく眺めています。
出されたものを一口食べて「うん、これ豚だね」と言ってて放送時にはテロップで <※鶏です> とか出てたりします。多分カメラマンさんやディレクターさんがウラを取っておられるのでしょうけど、「俺、アレ結構傷つくんだよね」って言ってるヒロシさんがちょっと可愛いです。
「こんな無知な男が(この企画を)よくやってこれたよね」とヒロシさんは言ってらしたけれど、そういうヒロシさんだからこそこの番組が人を引き付けるのだと感じています。
旅する人の殆どが多分 博識家でもフーディーでもない普通の人間なのだから。
それぞれの人にそれぞれの旅があって、いつか自分もそうありたいと思う一つのかたちがそこに在る気がします。
コロナ禍の下いつまで新作が観られるのか(時々旧作の再放送も混じってます)分かりませんが、収録分が尽きてしまっても過去作を再放送してもらえたら視聴歴の浅い私なんかは嬉しいです。
勿論、そう遠くない未来に新たな収録の旅が可能となることを一番に望みますけれど。

かなり久々の、地酒外呑み。
千鳥正宗しぼりたて(三田市のお酒です)。アルコール度数は19.9度です。
無濾過生原酒です、やっぱり美味しい。
そして村上春樹さんの新刊 『 一人称単数 』 が出ました、読みます。

自分、昔から一人でふらふらできる人間ですが、言葉がわからないてところでは流石に無理ですかね。(しゅん)
と言いつつ、「今から考えたらよーやるわ」てなこともあるにはありました!目的がはっきりしてたら言葉はええかげんでもいけるかと。(ほんまかいな)(・・・)
その昔「あのジャズクラブにあの人聴きに行く!」と一人で遅い時間によう行けたもんやと改めてしみじみ。(話せるもんと勘違いされてぺ〜ラペラしゃべりかけられるも、へらへらでたらめ英語で返しあきれられたが←トホホ)
今や、コロナで出にくい(遠出しづらい)状況ではありますが、ー本の旅ーはぺろんぱさん同様続けてゆきたいと思とります。
ほなまたです。
ビイルネンさん、お越し下さり嬉しいです。
「迷宮グルメ」を観て下さるとのことで、どうか観て下さる回が佳いものでありますように、どうかビイルネンさんがガッカリされませんように、と願うばかりです。
海外は(独り旅なら)言葉の障害というより先ずは治安問題がやはり気になりますよね。我々は日本の治安の良さに馴れきってしまっていますものね。
言葉だけのことなら果敢にお一人でジャズクラブでそのアーティスト氏と会話されたビイルネンさんなら絶対大丈夫!ですよ、凄いです(*^-^*)!
先ずは「そのアーティスト氏の演奏を聴きたい」っていう想いが他の諸々の問題に勝るのですね。
英語に堪能な友人女性が「想いを伝えようと話してくれる人の英語は(相手がネイティブでも)分かるものだ」と言っていたのが印象的でした。なので想いを伝えようと話すこちら側の気持ちも真剣なら(こちらが日本人であっても)伝わるものだ、と。
本の旅。
そうですね、本も映画も‘心の旅’はできるのですね。ありがとうございます、私も旅してゆきたいです(*^-^*)。