晴れていたけれど空からの陽射しはどこか柔らかさを含んでいて、街はもう秋の気配。
ランチの後の短い散策タイムに、お気に入りのスポット(の、一つ)を歩いてみました。
ハービスENTからハービスOSAKAへと続く北側の遊歩道です。
ここは、春は桜が決して派手でなくそぞろに咲き、夏はビルからの太陽の照り返しを受けて(耐えつつ)輝く緑、秋は地味に色づいた木の葉、そして冬には「ここぞ!」とばかりにクリスマスのイルミネーションが輝き、楽しめます。(全て、褒めているんです。本当に。)

秋に向かう今は並木もほんの少し、濃い緑から淡い緑、茶色みを帯びた黄緑へと、色が変化し始めていました。
遊歩道にはいくつかのベンチと、写真下方にちらと写っているカフェの屋台もあります。夏の終わりは寂しいものですが、“もの想う”には絶好の季節なのかもしれません。
ハービスOSAKAの端っこまで行って、<CORNES>のショールームに入っちゃったりなんかします。
此処にはいつもピカピカに磨き上げられたマセラティとフェラーリがディスプレイされています。
(買う気もないのに、ね。・・・訂正、「買う財力もないのに」です。)
写真はマセラティ・GTクーペです。
マセラティは春樹の小説『ダンス・ダンス・ダンス』に出てくる五反田君が乗っていた(そして自身とともに海に沈めた)車です。
この車を見るといつもそのことを思い出すのです。マセラティ・・・、美しいフォルムですね。

マセラティの奥にはブラックカラーのフェラーリが鎮座ましましていました。上述のマセラティが余裕で2台買える車両価格でした。
ショールームには受付の若き女性が一人。
端から“ひやかし”と踏まれているせいで、にっこり微笑まれただけで後はゆっくりと『ダンス・・・』の五反田君を想いながら各車を眺めることができましたよ。
CORNESショールームの南側のドアはHOTELリッツ・カールトンのフロアへと通じています。
CORNESを出てリッツ・カールトンを通り抜けて帰るのですが、一流のホテルは空気の成り立ちが違いますね。
カールトンでは、さらりと、幾分ひんやりとして、微かにハーブの良き香りがするのです。コーナーにそっと配されているシックな調度、深い毛足のカーペット、訪れている御客人たちのわずかな喧噪も心地よく響き、そこを過ぎるのは時間にすればほんの数分ですが、森林浴ならぬRits浴を楽しめるのです。

リッツを抜け、ハービスENTを抜け、そしてドーチカを抜けて再び堂島に戻ってきました。
堂島も、改めて見ると街路樹の緑はきれいでした。夏にはその木陰が道行く人を癒してくれていましたし。
短いけれど“もの想う”オフィス街の散策タイム、なかなかいいものです。
さて、明日から週末にかけてはまた雨傘を持つ日々になるのでしょうか。
今週末の映画は、大阪以上に“大都会”である某都市のイメージを切り取った?映画に行こうと思っています。
猫とキョンキョンと樹里ちゃんが登場する「あの映画」も捨てがたかったのですが、取り敢えず猫は我が家のグーグーを眺めておきます。

都会の一隅で、、、某Barでのジンライム。
これも、(カクテルの)美しきフォルムと言えるでしょう。
我が家のグーグーの写真も何枚か撮ってみました。折角だから次回にでも。
妄想とか・・あと妄想とか(妄想し過ぎ!)いっぱい浮かんで来たりもして、いいですよね。
この週末の1本は何でしょうね。興味津々(・ω・)
そうですねー、休憩時間には心身のリフレッシュが一番ですよねー。
そうそう、私も「妄想」大好きです!
妄想を膨らませることで逆に日常に於ける煩悩が取り払われることってあると思います!
そして、「妄想」なのだからハジケテなくてはね。そのためには先ず心身ともに“元気”であらねば!
妄想は健康のバロメーターなのです\(~o~)/。
>週末の1本
御師匠様に「興味津々」などと言って頂けて「恐縮至極」です。ベストコンディションで臨めればよいのですが・・・。
から比べると、きれいな景色ですね。
10月の何日かにブリーゼタワーの商業部分もオープンするので、あの周辺もまた人の流れが変わるのでしょうか?
そびえ立つビルを背景にした桜や緑もいいものです。
>ブリーゼタワーの商業部分もオープン
いつも高層ビルが建つたび、どこにそんなスペースがあったのかと思いますが、新しい流れが出来ることはいいことですよね。
また散策するのが楽しみです。