2022年09月04日

世界の天空の城( 写真集 )


 今回も雲の写真から。
8月最後の土曜日、実家帰りの際に撮った一枚です。
それから一週間が経って季節もそのぶん動きました。この画は、だから今となっては夏の名残りの空ですね。
名残の空 - コピー.jpg


 こんな一冊を手に取りました。予約を入れている本たちが未だ届きそうになく。
ここではない何処か、全く違う次元の、そして美しい風景に触れたかったから…と記しておきます。
『 世界の天空の城 』( 写真・アフロ、文・水野久美、青幻舎 )です。             
「夢を築き、祈りを捧げ、攻防戦の舞台となったファンタジックな天空の城への誘い。栄枯盛衰の歴史物語に迷い込んだかのような世界各国の天空の城44を紹介。(Bookデータより転載)」という一冊です。

世界の天空の城.jpg


掲載写真は‘この一瞬’を捉えたものばかりです。幻想的で、本書の言葉をお借りすればまさに「奇跡のベストショット」で本当に美しい。
添えられた解説文がその成り立ちと存在の貴重さを教えてくれます。「プチガイド」としてその城への行き方も付されています。「そしたらちょっと来週にでも行ってくるわ」という場所でもないですが。

「美しい」と思ったのと同時に、「よくこんな所にこれだけのものが築けたものだ」という思いも。天空の、孤高の山上で。
いかに多くの領民たちが命を削ってその建立に関わったことか…とその厳しさに思いを馳せざるを得ません。そしてそれだけの 重み を全ての城、城址 が秘めているように見えました。

特に目を奪われたのは
◆グアイタ城砦(サンマリノ共和国 サンマリノ)*
◆ノイシュヴァンシュタイン城(ドイツ フュッセン)
◆ホーエンツォレルン城(ドイツ シュヴァーヴェン地方)
◆スワローズ・ネスト(ウクライナ ヤルタ)
◆シーギリヤ(スリランカ マータレー)*
そして日本からは ◆越前大野城(日本 福井県)
  
といったところでしょうか。   ( * は世界遺産 )

データは刊行の2016年のものなので、特にクリミア半島の<スワローズ・ネスト>なんて今はどうなっているのでしょうか。ロシアとウクライナの闘いも、それにしても長いですよね。


9月も今日で第二週に入りました。
秋には秋の空がある。
皆さん どうぞ佳い秋をお迎えください。





posted by ぺろんぱ at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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