この週末はピクサー印『WALL・E / ウォーリー』(アンドリュー・スタントン監督)を梅田TOHOシネマズで。
随分前に予告編を見て以来、観に行こうと決めていました。
でもね、予告編のほんの数分の映像だけでどーにもこーにもウォーリーの健気な姿にうるうる来そうになってしまっていて、これってファンタジーだけどもしかして「泣き」が入るんじゃないかしらと思っていましたら、、、やはり。
観に行かれる方、どうぞハンカチのご用意を。
story
荒廃した地球と広大な宇宙を舞台に、独りぼっちで地球に残された“地球型ゴミ処理ロボット”WALL・E(ウォーリー)の恋と冒険を描くファンタジーアニメ。ディズニー/ピクサーによる製作で、監督は『ファインディング・ニモ』のアンドリュー・スタントン。
29世紀の荒れ果てた地球で、たったひとり黙々と働き続けるゴミ処理ロボット、ウォーリー。宇宙へ脱出した人間たちに置き去りにされて700年、大好きなミュージカル映画『ハロー・ドーリー!』のビデオで男女が手を握るロマンチックなシーンを見ては人恋しさを募らせていた。そんなある日、真っ白に輝くロボット、イヴが現れ、ウォーリーはたちまち恋に落ちる。ところが、巨大な宇宙船がイヴを連れ去ってしまい…。(goo映画より)
※映画に関する掲載写真は全て映画情報サイトより転載させて頂いております。

前半は機械音と効果音のみで台詞は一切ありません。
それでも十分にスクリーンに引き込まれ見入ってしまうのは、もう本当に、とにかくウォーリーの仕草や動作、表情がとっても愛らしいからでしょう。
そして、新型ロボット・イヴちゃんのスマートな身のこなしと最先端ボディにドギマギするウォーリーは泣きそうになるくらいにいじらしいのです。
そして彼がいるのは荒廃しきった地球。廃棄物を積み上げて形作った高層ビル群は地球の酷い末路を明確につきつけてきます。
ウォーリーの可愛らしさは悲しみの涙と紙一重。 こつこつと真面目に働き続け、ウォーリーが作った高層のゴミビルは、彼自身の孤独が作らせた悲しみのオブジェなのです。700年間、本当に本当に寂しかったんだね、ウォーリー。

イヴちゃんは最先端を行くロボットでピカピカ、名前は“イヴ”だなんて可愛げながら、その行動たるやアグレッシブでツワモノです。
そんなイヴとウォーリーの間に微かに通じあうもの(長きにわたる孤独な生活でウォーリーは「感情」を身に付けていた)が見てとれるのが、我が事のように嬉しく心が温まる思いになってしまうのは、ウォーリーに母性を感じてしまったからでしょうね、私。
だから、後半でがらりと画のトーンも変わり、人間たち(と言ってもアニメーションなのですが)の世界を舞台にして物語がびゅんびゅんと素早く進行していく辺りは、そのスピード感と反して逆にちょっとワクワク感が失速してしまった感はあります。(私だけの感じ方だと思いますが・・・。)
堕落した人間たちの姿には未来への警鐘を感じ、たった一つの小さな命に地球の未来を託す姿には「この地球を守る」ことの大切さを今を生きる人間として感じないわけではありません。そこには素直に感じ入ることが出来ます。ただ、やはり私としては、この物語はあくまでウォーリーとイヴの純愛ストーリーとして観たいですね。
そしてその純愛の主人公二人が(二体が)ロボットであることが、実は「もう人間ではこんな素直で奇麗な物語は撮れないのかもしれないな」という思いにつながり、ハッとさせられた私でした。そこにもまた、違う意味での警鐘があったのかもしれませんね。

この映画にはいろんなSF映画へのオマージュも込められているように感じます。
最も“目”に見えて分りやすいのは『2001年宇宙の旅』ですね。そうです、あの“目”が登場します。
ウォーリー自体も、あの不朽の名作SF『E.T』を髣髴とさせる愛らしさですよ。
秀逸なのは、エンディングにまでしっかりメッセージが込められていたところ。
人類の歴史が、また一から始められる・・・。そんな“大いなる再生”の力を感じさせてくれました。
ただし、今度は人類だけでなくロボットたちと共に成す「再生」なのですね。

やっぱり、人間歩かなくっちゃ。
怠惰な生活は地球をも滅ぼす??
本作での「未来の人類」を見ていたら誰もが溜息混じりにそう感じるのじゃないでしょうか。
楽して飲んで食べてばかりじゃ駄目!・・・なのですが、昨夕はワイン好き女子3人がその中のひとり・Kちゃん宅に集い、いろいろと持ち寄ってのワイン宴でした


3人でワイン6本がテーブルに置かれました。今年もお疲れさま、来年も頑張ろうね、で、乾杯! 何本ボトルが空いたかは秘密です。
今日はたくさん歩きます。
数日前、親しくさせていただいているーべっぴんさんーから重たいめちゃ美味パンをいただいたので、「こりゃボーランドセラー(たまたまあまったのあった)とカマンベールだぜぃ」とぐんぐんいったところ日頃のもやもやが「まっ、えぇかぁ」と一気にー心のデカイ人ーに変身・・が、しばらくたってこれまた一気に「む、むかしはこんなん(ここまで酔わんかった)ちゃうでとー懐古の人ーに変身・・これまたトホホ。
ぺろんぱさん、観に行かはったですか・・
電気スタンド(ルクソー)から始まってのピクサー印、
次は何処へと向かうのでしょうね(・ω・)
ところで
> 今日はたくさん歩きます。
えっ、私もこれから歩かなくっちゃ、最近なんだかんだと仕事で出ているだけで、歩いていないんで...(^v^)/
バツだなんてとんでもないです、どうかお休みされずお続け下さい!次は多分当てて頂けるはずです。(*^_^*)
パンとチーズと美味しいワイン・・・よいですねぇ。
「心のデカイ人」から「懐古の人」への変遷、私も頷けます。
そして私の場合、それでも杯を重ねてしまって翌日は「反省の人」になります、しゅん。
ルクソーって、今はピクサー作品のシンボルと化しているあのスタンドくんですよね!
初期の頃(?)の画像をネットで見て、その温かみのある作品性にぐっときてしまいました。(*_*)
あまり(いえ、殆ど)詳しくない世界だったのですが、今後は注目です。
ごめんなさい、私の表現が足りなかったかも、です。
基本的にハッピーな希望あるラストです、よろしければご覧になって下さいね。
昨日はあちこち歩いた後で、その運動効果に十分匹敵するアルコールを摂取してしまいました。
今朝は運動の為に駅に着いてから会社まで走りましたよ!・・・って、本当は遅刻しそうだったからです(>_<)テヘッ。
これからは、危なくなったら、穴を掘って隠れることにします!
(何だそりゃ)
ご覧になられたのですね。
後ほど貴ブログにお伺いいたします!
私は、危なくなったら、、、イヴちゃんのように相手を瞬時に破壊するほどの武器?が欲しいですぅ。
>相手を瞬時に破壊するほどの武器?が欲しいですぅ。
女性はこわひ・・
これからは、美しい女性にすごまれたら
「い〜ばあ〜?」「い〜ばあ〜?」と可愛い声で甘えようっと(=^_^=) ←やめぃ!
なお、日本インターネット映画大賞のURLはhttp://www.movieawards.jp/です。
16日のTiM3さんのコメントに今気付きました!スルーしてしまったみたいでゴメンナサイです!
>女性はこわひ・・
いえいえ、弱い人間は「強い人間」に憧れるのでバイオニック・ジェミーのようになりたいと思うのと一緒です。(ちょっと例えが古いですが・・・^^;)
>「い〜ばあ〜?」
なるほど、ウォーリーの声は一つの武器ですね。
先ずは貴サイトをゆっくり拝見させて頂きますね。
私もウォーリーに母性を感じてしまった一人です。
いやぁ〜健気でいじらしくて、胸キュンものでした。
“ウォーリーの可愛らしさは悲しみの涙と紙一重”
↑ぺろんぱさんの表現に座布団10枚です!!
前半は、殆どセリフというセリフもなく展開しても
その心情は痛いほど伝わりましたね。切なくて、うぅぅぅ…涙。
映像と音楽(&効果音/機械音)も素晴らしかったです。
今年1本目の映画に選んで正解!と思える作品でした。
そうそう、「人間歩かなくっちゃ」
私もそう思った次第です〜(滝汗)
そうでしたね、健気なウォーリーでしたね。
またあの声!ぎゅーッと抱きしめたくなる思いでした。私は「前半の作品世界にノックアウトされた派」でした。
しかしこの作品で09年の劇場鑑賞の幕開けをされたAnyさん、きっとウォーリーくんからハートをきらりと光らせる素敵な贈り物があるのではないでしょうか!(*^_^*)・・・もし無くても、いただいた座布団10枚は既に敷かせて頂いているのでお返しできません!(^_^)
>そうそう、「人間歩かなくっちゃ」
はい。
これからはアントニオ猪木風に「歩いてますかーっ!!」を合い言葉にしましょう!(^_^)/