この一年もアルコールに癒された日々でした。たまにはこんなアルコールだけのお話にもお付き合い下さい。
先ずは・・・
<よく飲んだなぁ、赤ワイン>の巻
お酒は大好きで(今さら敢えて言うことでもないですね)何でも美味しいと思って飲みますが(あ、一つだけどうしても飲めないお酒があります。それは取り敢えず今は秘密です。)最も得意なのが日本酒、次いで赤ワインというところでしょうか。
でも今年は殊の外赤ワインをよく飲んだ年だったと思います。
特別嗜好が変わったわけではありません。ワインだと酔い心地がゆっくりとしたペースでやってくること、少々飲み過ぎても(あくまで“少々”です)翌日にまで残らないこと、俗説かも知れませんが私の血液型が赤ワインと非常に相性が良いらしいとされていること、そしてやはり、友人たちとの集いでは特にワインが好まれた・・・ということが理由として挙げられるでしょうか。
確かに、赤ワインは身体には比較的優しいアルコールのように感じます。かといって私は某女優さんのように「私の血は赤ワインでできている」などという気恥ずかしい事は言えません。でも、もしかしたら私の血中アルコール度数は高いかも・・・・・高くありません!!
昔、自宅で飲んだワインのコルクを籐製のカゴにオブジェのように溜めていたことがありまして、訪ねて来てた親戚の女性に「…ってことは、貴女これだけのワインを飲んだって言うことよねぇ・・・」と未知の生命体を見るような目で見られたことがありましたが、おそらくその当時よりは近頃の方が更によく飲んでいるような気がします。
ウチ飲みは勿論のこと、いろんなお店でいろんな赤ワインを飲みましたが大抵はカジュアルな価格のものばかりです。
あ、その点が、某女優さんと違うのですね、、、あちらはきっと毎日が高級ワインですものね。(*^_^*)

写真は、会社近くにオープンしたイタリアン<bar de ENMA (バール デ エンマ)>での、仕事帰りのグラスワインです。
写真のチョイスは「トラピチェ マルベック・オークカスク」です。
清潔感のある明るい店内には空腹をくすぐるガーリックやハーブやオリーブオイルの佳い香が満ちておりましたよ。
突き出しとして出された「フライドポテト・アリオリソース」は、揚げたてのポテトがホックホクで、ソースもほど良いガーリック風味で美味しゅうございました。
女一人の仕事帰りのスウィッチ切り替えの一杯、赤ワインがなかなかよろしいのではないでしょうか。
<島田商店・地下セラーでの利き酒>の巻
そうは言ってもやっぱり日本酒は美味しいですよね〜。

先の土曜、映画の後でふと思い立ち、(土曜は6時閉店とのことで)電車に飛び乗って向かったのがこちらです。
阿波座にある老舗の酒販店で、地下に大きなセラーがあり、常時その季節に応じて様々なお酒の利き酒を楽しむことができます。
グラスに何種類かを注いで並べ、同時に飲み比べていくのが違いも鮮明に分り、楽しいようです。
酒肴として、とても美味しいお味噌と梅干しがオーダーできます。飲んだグラスと酒肴は帰る際に自己申告で精算します。(利き酒も酒肴も各¥210.-です) 勿論、酒販店ですので気に入ったお酒や酒肴は購入できます。
私が到着したのは午後5時15分。地下に招かれてコートを脱いで座し、閉店までの約40分間の利き酒です。
自分自身で選ぶのもよいですが、いらっしゃる店長氏(オーナーのご子息だとか。優しい笑顔のお方です。)におおよその好みと何種類飲むかを伝えれば、面白い飲み比べのラインナップを提案して下さいます。
私は島田商店さんでの利き酒は初めてでしたので、「麹香の香る濃淳な感じの、搾りたてタイプ」という好みでチョイスして頂きました。
ラインナップは、上述の好みのものに加え、39%まで磨かれた非常にさらりとした美しい仕上がりのものや、ひね香の香る熟成酒までを入れて下さり、存分にその味わいの違いを堪能できるものでした。


初めは(写真のように)5種類のつもりが、店長氏や対面に座しておられたご常連の男性氏に勧められ、加える利き酒、更に2種。
合計7種類を、お味噌とともに利かせて頂きました。途中、オーナー氏も降りて来て下さり、「酒器を変えて飲んでみると面白いですよ」と、後ろの棚から陶器や磁器の酒器を出してく下さり、グラスから移し換えて更に飲み比べてみたり・・・。
後方の棚にずらりと陳列された酒器たちはその為におかれていたことを知りました。柔らかい光の中に浮かぶ様々な形状の酒器たち・・・。
お酒を真っ当な形で提供しようとして下さる精神と、ちょっとした遊び心が相まって素晴らしい演出です。

当日の私の利き酒のラインナップは以下です。
「獺祭・純米大吟醸(50%磨き)」
「手取川・搾りたて無濾過生原酒」
「稲の国の稲の酒 熟成酒」
「獺祭・純米大吟醸(39%磨き)」
「時ふれば・(ごめんなさい、タイプ名を失念しました)」
「浦霞・大吟醸」
「梅の宿・古酒(30年物)」
酒肴に「金山寺味噌」
※上写真の右端のお酒は利かずに別のお酒(手取川)に変えました。
この中で私の好みとしてストライクゾーンだった「獺祭・純米大吟醸(50%磨き)」(手取川・無濾過生の捨てがたかったけれど)を4合瓶で購入して帰途につきました。
楽しい時間と美酒をありがとうございました。
お店を出ての後刻談

ただでさえ方向オンチの私は、お店に入った時と帰りに出た出口が微妙に違っていたことで一瞬イヤな予感がしたものの、「大丈夫大丈夫、こっちこっち、間違いない」って歩くうちにすっかり道に迷って「ここは何処??」状態になってしまいました。
辿り着いた地下鉄の入口は見たことも聞いたこともないような駅名で、「それ、何処!?」状態。 通りがかりの女性に「地下鉄阿波座駅に行きたいのですが」と尋ねると、一瞬の絶句のあとで「・・・かなり距離がありますけど、あっちです」と教えられました。その方向へひたすら歩き、やっと阿波座駅に辿り着けました。めでたし、めでたし。
でもそんな“迷い道くねくね道中”もなかなか楽しかったです、是非またお伺いします、島田商店様。
<Jazz Bar Wishy-Washy>の巻
さて、私のアルコール談はこのお店なくしては語れません。
拙ブログでもたびたびご紹介させて頂いている、Jazzの流れる(そしてマスター氏もママさんも、ジャズに類稀なる深い造詣をお持ちの)Barです。
月に一度程度しかお伺いできていないのに、いつも楽しい会話と美味しいお酒と美味しいおつまみで歓待して下さいます。
「この曲を聴きたいのですが・・・」とリクエストすれば、大抵の曲は店内に揃っていて聴かせて下さいます。時には奏者の違うものやアレンジの違うもの等々、利き酒ならぬ利き曲??までさせて下さいます。月に一度発刊されるママさん編集の「WW新聞」も、手作りのレア感溢れ、内容も非常にエスプリが効いていて是非一読の価値あり!です。
そしてこの一年、まだ銘柄を知らなかった幾つかの美味しいお酒に出会わせて頂きました。
こちらで新しく知ったお酒のうち、今年のキング・オブ・キングは写真のダーク・ラム酒「パンペロ・アニバサリオ」です。
先日お伺いした時も、Beer シメイ・ブルーのあとでこちらのラムをハーフロックでいただきました。


初めて飲んだのは今年の2月だったでしょうか・・・。以来、何度かオーダーさせて頂きましたが、ラム酒、それもダーク・ラムに求めるのはやはりメロウな味わいではないかと思う私は、初めて口に含んだ時にその甘美さ・芳醇さにすっかり虜になってしまいました。
最近の私は焼酎も黒糖焼酎を好んで飲むのですが、黒糖焼酎で度数の高い原酒タイプのものがやはりラム酒(と言ってもこちらはホワイト・ラムですが)の香に似た芳香があるのですよね。ラムも銘柄によっては鼻をツンと刺すような刺激が先行するものもあるようですが、あまやかな香の余韻を楽しみたい時は、このダーク・ラムがよいのじゃないでしょうか。
こちらでは「かわきもの」が一皿(チャージとして)饗されます。それがちょっと“違いのある”こだわりの「かわきもの」なので、毎回どんなのが出されるのかとても楽しみなのですが、(オーダーさせて頂くディッシュの中では)この一年のマイ・ブームは何と申しましてもママさんお手製の「アイリッシュ・ソーダブレッド」と「人参の和風ピクルス」でしたね。
今年後半、体調を崩されてお休みされていらしたママさんですが、ご復帰、本当におめでとうございます。

来年も、そしてこれからもずっと、心地よきJazz Bar として曽根崎新地にシブい輝きを放ち続けて下さい。
さあ、来年も張り切って乾杯!といきたいですが、どうでしょう・・・(ネガティヴ・ぺろんぱ)。
「お酒を利く」と言う表現に、お洒落な印象を感じました。
私的には、ワインとは後々の相性が良くないようで・・
飲みやすいけど、へろへろになっちゃうケースが多いです。
ボジョレーも半分がた、ビンに残ったままです(×_×)
『アメリ』よろしく、ホットにしてお猪口サイズで飲んだりしていたんですが・・なかなか最近はフタを開けられていません。。
確かにうまい ラムを見直しました。今年もお酒良く呑みました・・・
私は利き酒が大好きで、10年ほど前かに利き酒師の資格を取っちゃいました。(今はもう資格の効力はないらしいのですが・・・。)
ワインは駄目ですか??
きっと繊細なのでしょうね、TiM3さん。
あー、『アメリ』!
私はアメリと聞いてクリームブリュレが無性に食べたくなってきましたぁ!(*^_^*)
ロンリーさんが<パンペロ・・>がお好きなのはWWのママさんから聞いておりました。
美味しいですよね〜。
来年も、是非“穏やかな心で”ぐいぐいとお酒が飲めるといいなぁと思っています。
ってか、「初恋の想い出」も観たい作品、
映画の記事はお預けで(笑)
もう、お酒の記事は羨ましく(-_-;妬ましく(笑)
食い入るように、舐めるように観ていますよー(^^ゞ
先日のフォアローゼス、お湯割りに堪らなく、ジャックダニエルの封を切りました。
そしたら、今日は島田商店での利き酒のレポ!
ああ、、、ぺろんぱさん、連れて行ってください〜〜☆
映画の感想に付いては是非是非またご覧になられた際にお越し下さいませね☆
お酒の記事に付いては、舐めるように?頂いて嬉しいです!
ジャックダニエル、いいですねぇ〜!
そして、Kiraさんは日本酒もOKの女性なのですか!?!? それなら島田商店利き酒ツアーを企画しないとイケませんね〜!!(帰り道は多分もう大丈夫です!(*^_^*))
WWに行こうと思って電話したら12月26日が
最終と言われ、残念(T0T)
悲しいかったがしようがない。
また来年。
最近、ぺろんぱさんと見る映画があまりにも
違うのでコメント出来ず、残念。
そうなのです、今年は26日が最終っていう会社が多いのでそうされたのだと思います。
また来年、張り切って!御登場下さい!!(*^_^*)
ご覧になる映画はかぶってませんでしたか・・・私も残念です。しかしお越し頂けるだけでとても嬉しいです。来年もどうぞ宜しくお願い致します。