観るつもりで雑事を片付けてテレビの前に陣取ったのに、エアコンの温風と膝に抱いた猫の温もりの“ダブル暖房”でソファに座したまま眠ってしまい、気がついたら終わってしまっていました。(最近こういうの多いです。)
story
ジョアンナ・クレイマー(メリル・ストリープ)は結婚して8年。最初は幸せだった結婚生活も今ではもう無意味なものに感じられていた。夫テッド(ダスティン・ホフマン)は仕事第一主義で帰宅はいつも午前様、会話すらなくなっていた。7歳になる子供ビリー(ジャスティン・ヘンリー)のことを気にしながらも、ジョアンナは自分をとり戻すために家を出る決心をしたのだが。 (※story、作品写真とも、goo映画情報より抜粋)


この映画は、確か?日本公開時?に同い年だった女の子(若かりし時のことなので「女の子」表記、お許しください)と観に行った記憶があります。
息子ビリーを通じてあんなに心を近づけられた二人なのにどうして夫婦として‘より’を戻せなかったのだろうと疑問に思った私は映画館を出て直ぐ一緒に観に行った同級生にそう言ったのですが、その時彼女に間髪入れず「いや、それは違う問題でしょ。」と言われてしまいました。今でも鮮明にその会話を覚えています。
そうなのですよ、まさしく別次元の問題なのですよね。
当時の私は何て世間知らずで思慮浅く、おバカだったのでしょう。(バカなのは今も変わりありませんが・・・。)
一度できてしまった深い心の隔たりは埋めきれるものではないのだということ、互いの理解も既に「夫や妻ではない他者として」相手に対しているから為し得たことなのだということに、今なら何となくでも思い当たれるのに。それだけ年を重ねたということなのでしょうけれど。
ビリーの養育権をめぐる裁判がありましたが、あれが決別を深めたのかもしれませんね。諍いは第三者が介在することで却って傷が深く鮮明になるのかもしれません。冷静に相手の非を見つめることになるのですから。
そう考えると原題の「 VS.」の意味がとてもやるせない映画だったといえます。


でも本当に彼等にとって「より良き選択肢」は他になかったのでしょうか。もう一度全編をきちんと観直してみたら新たな別の思いを抱くことがあったかもしれません。または、彼等がそれぞれにたどった感情の推移を、今の自分なら分かち合うことができたのかもしれません。
しかし、バリバリ十代の若さにして「それは違う問題でしょ。」とさらりと意見を述べた同級生のAちゃんは、私なんかよりよっぽど精神的に大人だったのだなぁとしみじみ思う今です。
『クレイマー、クレイマー』で思い出したAちゃん、どうしているでしょうか。
さてさて、前回から「ビジュアル的に美しいお酒シリーズ」ってことで(そんなん決めてませんが)、もう一つ、時々お伺いしているJazz BAR Wishy-Washy さんでのカクテル<ウィッシー・ウォッシー>の画も載せておきたいと思います。
拙ブログには何度か登場しているカクテルですが、これは先日お伺いした時に撮った最新の画です。


このカクテルはこちらのママさんのオリジナルで、度数の高いお酒が数種使われており、「美しい」「おいしい」そして「酔える」の、吉野家に負けない“三拍子揃った”カクテルなのです。
お酒は(私は)酔うために飲んでいますので、酔えないお酒は意味がありません。
That's correct.です。
昨日の放送は見ませんでしたが、思い出してみたいと思います。
一番印象的なのは、上の画像にもありますが「フレンチトースト」を作るシーンです!
アメリカの朝食では一般的なものなんやろか? と不思議に思いました。
我が家では甘くてオヤツ的存在だったので。
それと、パパの卵の割り方からしてなってない!と感じたことも。
男も家事するのが当たり前と昔から思っていたので、
メリル・ストリープ側の立場から批判的に見てしまったり。
それが、話がすすむにつれてだんだんパパに同情してしまって
気持ちが変化したのを覚えています。
今ならどう感じるのか、私も気になるところです。
それにしても、同級生のAちゃんは大人でしたね〜。( ̄▽ ̄;A
時々こういう「懐かし〜ぃ!」っていう作品をやってくれますね、BS2。
そうなのですよ〜、あのフレンチトーストのシーン!
ジョアンナ(メリル)が出て行った直後にはテッド(ダスティン)はもう滅茶苦茶な作り方しかできなくて、パンを二つに折ってミルクの入ったコップにぐちゃっと突っ込んじゃうし、フライパンを焦がして床に落としちゃうし、ビリー坊やが泣いちゃってましたね。
紆余曲折あってダスティンパパはやっとフレンチトーストを上手く作れるまでになるのですが・・・・・その上手く作れるシーンの頃は私は既に“夢の中zzz…”でした。^_^;
フレンチトーストってやっぱりおやつですよね!?
どっちかといえばアメリカの朝食には「パンケーキ」っていうほうがぴったりですよね??
私もやはり後半はテッドの側に立ってしまっていたような記憶があります。
でも何かで読んだのですが、「映画自体がそういう演出だったのでもしかして妻側に立つ描き方があったらどうだったろう・・云々・・」という評価もあったみたいですよ。
Aちゃん、確かに大人でしたぁ〜。
彼女の前では私は“毒リンゴのようにほっぺ真っ赤っかの田舎娘”だったのだろうなぁと思う今です。(^_^;)
何故だか思い出します、、私的にはダスホフ(←略すなよ)と言えばやはり『卒業』や『トッツィー』や『真夜中のカーボーイ』の印象が強いですかねぇ(・ω・)
トーストと言えば思い出すのは、何故だか(=^_^=)スピルバーグ版の『宇宙戦争』ですかね。
トムクルがトーストを壁(窓?)に叩き付けるシーンがあり、CG映像群よりも、記憶に残ってしまってます(⌒〜⌒ι)
⇒同じようなコメントを、
「2008年11月13日 重たいパンが好き マルセリーノの汚れなき・・・」の貴ブログにもコメントしてました(・ω・)>
そうです、ジャングルジムから落ちて怪我をするんです、ビリー君。(小僧って・・・^_^;)
それがもとで裁判で揉めたんですよね〜。
怪我した事それ自体より、それを言う言わないの信頼とか正義とかで・・・イタイですね〜、そういうの。
今回は眠ってしまって見逃しましたが、かなり鮮明に残っているところです。
ダスホフ(いいですね、流用させて頂きます(*^_^*))といえば私もやっぱり『卒業』です!
あと強く印象に残ってるのは・・・私は『レインマン』や『パピヨン』とか。
『靴をなくした天使』も何故だか録画撮りしたビデオを大事に残してますけど。^_^;
はい、そのパンを投げつけるシーン、以前のコメントでも拝見しました。(^−^)
『宇宙戦争』を劇場に観に行ったのにとんと忘れているシーンです。
2回言われると俄然気になってきましたよー。
今度放送される時にはしかとチェックです!