2009年03月15日

不思議Art「ぐらぐらの岩」、密やかな乾杯

  この土・日は幾つかの所用が重なりシアターに足を運べませんでした。こういう週末もありますね。

スクリーン・アートには出会えませんでしたが、代わりにちょっと変わったアートに出会いました。
所用で大阪へ出た昨日14日(土)、少しだけ空いた時間に中之島の小さなギャラリー【graf media gm】を訪れてきました。
『ぐらぐらの岩』と題された、若きアーティスト・浅井祐介氏による作品展です。

                 PO20090315_0003.jpg ギャラリー エントランス

「テープとマジック、土と水、石ころと葉っぱ、ロープや埃など、身の回りのものを用いて様々な形で絵を描いていく」(作品展チラシより)アーティスト氏で、本展でも、「一つの部屋」の壁全面にその土地の泥を使って絵を描いた「部屋」という空間の泥アートがとても印象的でした。

何かを「表現する」ってことは、表現したいという心があれば、いつでもどこでも、どんな状況でもできることなのかもしれないなぁと、浅井さんの幾つかの“街角アート”を見て思った私です。
世界中の幾つもの小さな空間で、今のこの瞬間にも何かを発信し続けている“瑞々しいパワー”が確かにあるのだと実感できた時でした。

                  PO20090315_0002.jpg
         ギャラリーの近くには大阪市立科学館や国立国際美術館も・・・


 さて、映画にはイケなかったけれど、幾つかの予定も無事済ませ、実りある休日でした。
勿論、しっかりとドリンクタイムは確保です。
今夜は、いただいたものですがドイツのスパークリンワイン<ゼクト Carstens-sc>を。

                 PO20090315_0005.jpg

この「ぐらぐらの岩」展のことや、今日参加して来た某勉強会のことや、「昨夜放送の『銭ゲバ』最終話は壮絶やったなぁ・・・でも泣けたよなぁ・・・」とか、そんなこんなに思いを馳せながら、独り密やかに「乾杯」です。ぴかぴか(新しい)
posted by ぺろんぱ at 21:06| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
中之島の西地区も徐々に芸術的な部分が作られてきていますね。朝日放送さんが近くに来たのも大きな影響かも。文化的なイベントも増えましたし。

「ぐらぐらの岩」なんか気になりますね、先ほどサイトをみると面白そうです。明日近くに行くので時間が取れれば行ってみたいです。

興味深い情報ありがとうございました。
Posted by west32 at 2009年03月16日 21:24
一瞬・・「ぐりとぐら」に見えました(・ω・)

「銭ゲバ」って、元ネタが古いだけに、五木寛之の描く大河小説に登場するような・・凄絶な破壊媒体が自死の手段に用いられてたようで、、

正直、ここ最近は「芸術に足遠いズラ!」って感じなワタシです(=^_^=)
Posted by TiM3 at 2009年03月16日 23:13
こんばんは〜*
ぺろんぱさん、泣き足りなのです〜ぅぅぅ
ココで泣いてもいいですかー(ノ_-)。

少し駆け足だったような気がしましたが、時代を置き換えたりすると
難しいところもあったので、あれはテレビの限界だったのでしょう。
あの、幻想と現実の人生の対比は、セリフで語られるより衝いてきましたね。。

私の応援している女優さんのPRラッシュも終わり、
銭ゲバも終わってしまい、、なんだかチョット虚ろ(笑)
最近はバカの一つ覚えのようにグレープでチューハイです(^^;

Posted by kira at 2009年03月17日 00:44
west32さん、こんばんは。

「興味深い情報」などと言って頂いてひたすら恐縮しております。ご覧になりに行かれたのでしょうか??
良いところだけを取り上げて書いてしった私ですが、小さなギャラリーでもあるし、実は展示作品の数はとても少なかったと思います。
もしもご期待が大き過ぎましたならゴメンナサイです(>_<)!!
でも四貫島界隈でのアーカイブは結構面白かったと思うのですが・・・(ご覧になられていたとしたら)どうお感じになられたでしょうか。

さて、中之島西地区は、仰る通りかなりイメージチェンジを遂げようとしていますね。
朝日放送さんの移転は確かに大きいですよね。活気づくのはいいことです。(*^_^*)
全体的に今一つ高まりきれていないような気もするのですが、素敵な街になるとは思うのです。期待を込めて。
Posted by ぺろんぱ at 2009年03月17日 20:47
TiM3さん、こんばんは。

「ぐりとぐら」、、、なるほどです!(*^_^*)
そうですよね〜、私もそう見えそうです!
しかし、そう言えばこのタイトルに込められたコンセプトは追及してません、私。何だったのかなぁ・・・(黙考)。

さて、『銭ゲバ』は原作では(壮絶ながらも)方法としてはもっとシンプルな手段で自死に至っているようでした。テレビドラマでのそれは、おそらくラストのあのキーとなるシーンを描くためのものであったと思っています。
そして、最後の最後に「死にたくない」と感じてしまった時の「退路」を断つためのものでもあったと思うのです。 あぁ、、、風太郎!!(嗚咽)

>「芸術に足遠いズラ!」

今はご移転の準備でご多忙なのですよね。
仕方ないズラ! きっと芸術とソウルフードの街が待ってるズラ!! 頑張ってくださいね。(*^_^*)


Posted by ぺろんぱ at 2009年03月17日 20:51
Kiraさん、こんばんは。
泣いて下さい、一緒に泣きましょう〜!ううぅ・・・。

本当に望んでいた世界を夢想した時、彼は「死にたくない」って思ってしまったのでしょうか、、、「緑!開けろ!」の怒声が今も響いてくるようです。
Kiraさんの仰る通り、セリフで語られるよりも心をぐぐぐっと衝いてきましたね。

ジュンク堂で改めて原作をちらと立ち読みしましたところ(←買いなさいっ^_^;)、今現在からみればかなり古い時代といえますね。作品全体を覆う雰囲気も救いようのないくらいの暗さでした。

恭子ちゃん、脚光浴び浴び!ですね〜。(*^_^*)
週一の松ケンくんとの出会いも一旦終了で、Kiraさん、今は俗に言う「燃え尽き症候群」なのでしょうか!?
こうなったらグレープのチューハイでとことん燃やし切ってくださ〜い!\(^o^)/ 私もハードリカーで燃え尽きます。
Posted by ぺろんぱ at 2009年03月17日 22:23
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