リベンジで観に行ってきました、梅田ガーデンシネマでの『オーケストラ!』(ラデュ・ミヘイレアニュ監督)。
でも上映の1時間前に着いたけれどやっぱり立ち見でした。そうなるような気がしていたのでブランケット持参で、しっかり通路に座って鑑賞しました。
story
ロシア・ボリショイ交響楽団の劇場清掃員として働くしがない中年男アンドレ(アレクセイ・グシュコフ)。実は彼は、かつて、同楽団の天才指揮者だったが、名声の絶頂期に起きたある事件をきっかけに指揮者の座を追われたのだった。ある日パリのシャトレ座から送られてきた出演依頼を見つけた彼はとんでもないことを思いつく。救急車やタクシー運転手、蚤の市業者にポルノ映画のアフレコ担当……今は様々な職業に就きながらなんとか糊口をしのぐかつての仲間たちを呼び集め、ボリショイ交響楽団になりすまし、パリに乗り込もうというのだ。アンドレイはパリ在住のスター・ヴァイオリニストのアンヌ=マリー・ジャケ(メラニー・ロラン)をソリストに指名する。そこには彼の、真の目的が隠されていた……。(※story、写真とも映画情報サイトより転載させて頂きました。)

ラスト十数分、チャイコフスキー「ヴァイオリン協奏曲」の演奏シーンに尽きると言ってもいい映画。
圧巻で、そこに彼らの30年の全てが集約されていました。
音楽は心を解放する強い力を秘めていることに、“感覚で”気付かされました。
「このコンサートは告白だ!」と語っていたアンドレですが、このコンサートには幾つもの解放があり、告白がありました。
ちょっと驚くような、そして笑ってしまうような解放の形もあり、強い信念と絆で守り通してきたものからの心地よい解放があり、頑なな心からの解放があり、それらが“音楽の力”で一気に成し遂げられるのでした。
オープニングといい、このラストといい、音楽で最大限に感覚を刺激する演出は「巧い!」のひと言です。
終始コミカルさに溢れ、本当はコトが運ぶ上で実はもっと大変だったかもしれない部分が端折ってあったりもするのですが、それはそれでいいのじゃないかと楽しめる展開になっていました。
ただ、楽団員達の音楽や楽器への愛とか、かつての仲間達の心の共鳴みたいなものをもう少し厚く描いて欲しかったなぁというのは残念なところでした。

でもそれもラストのあの演奏で帳消しにされちゃうくらいでした。 知らないうちに涙がこぼれていました。
そしてメラニー・ロランの美しさには溜め息。
アンドレは苦節30年の間にすっかりアルコール依存症になっていました。
ワインなんかじゃダメだっ!ていう感じでウォッカだかホワイトラムだかをぐいぐい飲んで自棄的になってた彼でした。
気持ちは分かります、はい。
そういえば先日のワインの宴も、場所を変えてからは焼酎の宴になりましたしね。
アンドレがあの後、心穏やかに美味しくお酒を味わえるようになってくれたらいいなぁって思います。
ホント、切実にそう思います。
お元気ですか?
GWが もう終わっちゃいますね〜 残念!
「立ち見」されたんですね?
すごいですね、この映画へのなみなみならぬ想いが伝わってきます。
私は「ダーリンは外国人」を観てきました。
前回「コナンくん」を観に行き、8割子供という大失態をやらかしたのにもかかわらず、
今回は8割カップルという失態でした (泣き) トホホ・・
ラブコメディと思いきや、人情味あふれるストーリーで、涙でハンカチがぬれました。
隣り近所の方々も、鼻をすすり観ておられました
ダーリン役の人が、日本語ペラペラだし、あなたが本人なの?と聞きたくなるほどの演技力でした
よかったら、シリーズ化された本がたくさん出てるので、今度立ち読みしてみて下さい。
日本人同士の結婚も難しいのに、国際結婚だと尚ムズカシイことが、よく分かる映画でした。
私の知り合いにも数組、国際結婚したカップルがいるのですが、お正月にお年玉を渡す習慣がなかったり、子供にお小遣いを与える習慣がない国があり、ケンカになるそうです。
あ〜そっか!結局、金銭問題ですね (^-^)
次回は、キャメロンの「運命のボタン」を鑑賞予定で〜す ではまた・・vivian Bye-be
なんとか元気です。^_^; ありがとうございます。
「立ち見」席券でしたが、予測していたことでしたのでしっかりブランケット持参でそれをお尻の下に敷いて通路に「座り見」できました。
並々ならぬ想いというよりも、何度も出なおすのが面倒で先に延ばしたままにしておくのが落ち着かなかったというだけのことなのです。^_^;
『ダーリンは外国人』ですか。
あの外人さん、ハンサムですよね!ご本人なのですか!?知らなかったです。
国際結婚は、細かい表情や言葉の微妙なトーンが分からない為に深読みしてしまうことがないから、却って長続きするのじゃないかと思っていましたが・・・。
そうですか、文化や生活習慣の根本的な違いが及ぼす影響はやはり大きいのかもしれませんね。
>『運命のボタン』
キャメロンは見たいですが、私は観にいくか否か未定です。
どうぞ楽しんでいらしてください! よろしければご感想など届けて下さいね。(*^_^*)
私もこの映画、ずーっと観たいと期待して待っていました。立ち見、いや「座り観」でしたか?!
5月から上映が始まり、私もいついこうかと考えています。
明日、時間が空くかも知れないのでいってみようかと考えてみたのですが....さっきガーデンシネマのサイトを見ると、なんと!「月に囚われて男」は明日で上映終了だし....悩みます。
さて、明日時間がとれることを祈って。
...........ラスト数十分の演奏を聴きに行きたいです。
見間違いしていました。「月に囚われた男」まだやっているようです。
さて?どっちを観ようかなぁ。
1時間前でも立ち見でしたか。。。。
昨日、上映10分前に行って立ち見とボヤイてた私は、無知やったなぁ。
もう少し早くこちらにおじゃましてれば、
気持ちの準備もできたと思うと悔やまれます!(笑)
ここまで人気があるのは、何が原因なんでしょうね〜?
何かマスメディアで取り上げられたのか、それとも口コミなのか。。。
私は予告の雰囲気と監督名とかに結構左右されますが。
>楽団員達の音楽や楽器への愛
そうそう、私もちょっとそこんところ違和感ありでした。
で、ラストシーンで帳消しになったというのも同じです。なんせ圧巻でしたー。
笑って感動して泣いて、映画の醍醐味と音楽の素晴らしさに浸れる作品という事は
間違いないかもしれませんね。
公開日って重なるのですねー、観たい映画の優先順位で悩みますよね。
私は、本作は「公開日に」と思っていたら公開日が映画デーだったので“えらい目”に?あいました。^^;立ち見席も完売だったので。
私は『月に・・・』もお薦めしたいので、どちらでも、west32さんのその朝の直感で!ご選択くださいね!(*^_^*)
あと、ラストの演奏は数十分ではなく十数分です。(^^)
でもしっかり聴けましたよ。
私は3日にリベンジでした。でもGWが明けた今でも立ち見とは・・・ビックリしています。
マスコミに取り上げられた記憶はなく(本日の日経新聞・夕刊には取り上げられていたのを発見しましたが)、推察するにネット上の評判かと・・・。
内容からして御年配諸氏からの支持も高そうなので、そんなら映画デーに関係なく平日でも混雑するのかも知れませんね。
音楽の力は凄いのですね。
理屈抜きって感じでしたね!
しかし理屈を言えば??主要キャラ以外の人達の、生き様は面白かったにせよ、かつて所属していた楽団への「愛」が今一つ薄かったように感じました。
でもでも、やっぱりいい映画でしたけどね。(*^_^*)
予想通りかなり混んでいました。でも一番前の席がとれ真正面で見ることが出来ました。
さて、最初と最後の演奏シーン、確かにいいですね、特にオープニングの方は映像が色々重なって、直ぐに引き込まれていきました。
おっしゃるような不満は私も感じました。
主要キャラ以外、特に楽団員の描き方は....やっぱり愛がありません。共鳴が感じられません。その分私にはストーリー、演奏に入り込むことが出来なかったです。演奏は魅力的でしたが、ペロンパさんと違って、折角の演奏に???残念でした。
一方良かった点としては、ジャケとアンドレイの関係が簡単に想像するようなものでなかったのには、良い意味で裏切られました。あの話の流れなら....と思いますから。
PS 時間間違ってましたね、すみません。「十数分」ですね。
オープニングはいいですね、すうっと引き込まれましたし、その後用意されていたオチも洒落ていました。
>演奏に入り込むことが出来なかった
其処にいくまでの“高まり”が今一つ足りなかったですね。演奏が慌しく始まっちゃいましたしね。結構大切なところなので惜しいです。
>あの話の流れなら....と思いますから。
そうですよね。
私もwest32さんと同じで・・・・と思いました(*^_^*)! あれはよかったなぁと感じました。
梅ガデやリブ梅の最前列は観易くていいですよね。良い席でよかったですね。(*^_^*)
オープニングとラストの楽曲は鳥肌ものでした。
ドラマは中だるみ感が気になりましたけど
すべてが“それ”で帳消しにされた感じですかね^^
メラニーの演奏も凄いけど、あの偽造旅券を快諾した親父の腕も相当なもんでしたね。
先ほど貴ブログにお伺いしてコメントさせて頂いてきましたよ〜。(^^)
確かに「中だるみ感」は否めなかったですね。
それも帳消しにする「音楽の力」って、(改めて)凄い!です。
>偽造旅券を快諾した親父の腕
はい。(*^_^*)
あの場面、ある意味“もう一つの”ハイライトでしたぁ!
高松では、上映期間が短いンですよ。。
過去のシーンの「モノクロ」「雪」が印象的でした。
暴走するサーシャの救急車が、横転しないか、ヒヤヒヤしてました(=^_^=) ←NGシーンであるのかも。
何処か全体的に物足りないんですが、全体的にそこそこ満足出来たと言う、
妙な感覚でしたね(=^_^=)
過去シーンの見せ方はよかったですよね。
雪、ですか、なるほど。(*^_^*)
>←NGシーンであるのかも
そうなのでしょうか。
もう一度観てみたいものですが。(^^)
>何処か全体的に物足りないんですが、全体的にそこそこ満足
全体的に「よかった」作品なのですが、全体的に「もっと深く掘り下げて欲しかった」という燻ぶる思いが残ったのは私も同感でした。
立ち見ですか! 人気の作品だったのですね〜
クラッシック音楽を扱うこれまでの映画のイメージを期待してしまうと、今作は少し違う感じかも知れませんよね。
なんともほんわかして笑える内容でした。
壮絶な史実も描いていたし、絶望に近い体験をした後の元楽団員たちの明るさと逞しさに泣き笑いでした。
劇場で観ると音響も良かったでしょうし、さぞ迫力だったでしょうね♪
風邪薬から卒業するまでお酒はお預けです(>_<)
なのでブログでは自然とお酒の話題が多くなりそう…禁断症状かな?(´艸`)
お風邪の具合は如何ですか?
本作の人気は口コミか何かだったのでしょうか。
それにしてもちょっと異常なほどでした。
>今作は少し違う感じかも
私はもう少し音楽や楽器や楽団への思い入れ・愛とかを丁寧に描いて欲しかったというのを感じました。
音楽を片時も忘れていなかったからこそラストのあの演奏に結びついたのでしょうし。
>劇場で観ると音響も良かったでしょうし
そうですね。やはり迫力がありました。(*^_^*)
一日も早い御快癒を祈っています。
そして美味しいジンをぐいっと飲んで下さいね〜。