この日はお昼過ぎから久々に再会の友人3人と集うことになっていて、雨の予報が何とか覆らないかなぁって思っていました。
「梅雨やし私は雨女やし、無理やわ」って思っていましたが、集った4人のうち2人の持つ晴パワーが時折太陽も顔を出す日中にしてくれました。
恐るべし、二人の晴パワー! ・・・てか、ひ弱過ぎっ!私の雨パワー。
さて映画。
タイトルはB級の匂い。でも内容はなかなかの佳品。大切なことを静かに、呟くように教えられるみたいな、そんな語り口もよかったなぁ。
story
『幼獣マメシバ』の亀井亨監督による、猫と人間の友情をテーマにしたドラマ。
人とうまくコミュニケーションがとれないタクシー運転手の間瀬垣勤(カンニング竹山)は、営業成績もいつも最下位で、妻(鶴田真由)や娘(山下リオ)にもあきれられていた。そんなある日、いつものように公園で弁当を広げる彼の前に“御子神”という名札を付けた三毛猫が姿を現す。彼はそのふてぶてしくも堂々とした猫の姿に心奪われ……。 (※story、写真とも映画情報サイトより転載させて頂きました。)

「“拒絶”を真の意味で理解したいなら先ずは猫に無視されることを体験してみろ」 という格言がヨーロッパにあるそうです。
それだけ猫は「イヤなものはイヤ」という気持ちを態度に表し、時には近付く人間の心を深く傷付けてしまったりもするのですよね。
でも、だからこその「距離感」が妙に心地よかったりもする猫と人間の関係。
マセさん(カンニング竹山)が御子神さんのことを「相棒」と語っていたのが印象的でした。そうそう、「飼いたい」ではなくて「家族にしたいんだ」と言ったことも。
猫による癒しだけを全面に打ち出した作品じゃなくて、夫婦の形、父娘の形、仕事との向き合い、引いては人生との向き合い、そんなものへの「ちよっと空を見上げてみようかな」的な“気付き”が描かれていた映画でした。
ビル群の夜景。
都会の夜は孤独だなぁ…って思いながら観ていましたが、終盤で映る同景には、都会の夜には優しさが隠れてるなぁって思わされてしまいました。

最悪の事態を想定して仕事する姿勢は確かに大切。でもそれだけに縛られて日々を生きるのはちよっと虚しい。
御子神さんはある日何処からかやって来て、ムックリまぁるいその体で、私たちが置き去りにして来たものを届けてくれたんだろうね、ありがとう。
終わり方もいい。
素敵な作品なのに、神戸・大阪・京都とそれぞれ一館のみの上映というのが何とも勿体ないです。
猫と暮らす家の必需品「コロコロ」!が登場するシーンには思わずニヤリ。
そしてやっぱり、御子神さんとコムギや他の猫たちの愛らしさに口角は上がりっ放しでした。
そして、あるシーンに登場する盲導犬。彼らには本当に本当に頭の下がる思い。
全ての動物たちよ、佳き一生であれよかし!

さてさて、先週のもう一軒のBarはいつものJazz Bar Wishy‐Washyさんです。

いい感じでターメリック香がクセあるジン<ヴィクトリアン・バット>の、<SINGLE CASK>限定品を紹介して下さいました(右側のボトル)。
ジンでのこのSINGLE CASKの概念は珍しいことのようです。ネットで調べてみたら、「樽熟成され、高めのアルコール度数でボトリング。特徴であるダブル・ジュニパーがより強く感じられる仕上がり」ということでした。
度数56度。折角なのでオン・ザ・ロックで。ほど良くクセもほぐれ、更にまるく、更に濃く深く。
そして、うちの御子神さん。
雄猫 aちゃん、11歳です。 心の友はお酒以外にもう一つ、この猫クンがいました。
ある朝の、例によってNHK『さわやか自然百景』で勉強中の a です。
猫は「飼い猫」だったんでしょうね?
タクシー運転手は、ホンマにドラマに事欠かないンやろなー
と思います。
『たどんとちくわ』とか『コラテラル』とか(=^_^=)
しかし・・奥さんが鶴田真由さんなら、もうそこで「人生の運を使い果たしたネ」的な感じもするんですが・・。。
多分、もともと御子神さんは何処かの飼い猫だったのだと思います。・・・で、その後某女性の家に住み着いてしまい、ある日マセさんと出逢った・・・ということだと思います。
某女性というのは室井滋さん演じる老女のことですが。
タクシー運転手さんも、トラック運転手さんも。
本作でもトラック運転手さんがちょっと出てきますし。(^^)
>奥さんが鶴田真由さんなら
娘さん役の山下リオちゃんも可愛いですよ〜。(*^_^*)
はい、麗しい奥さんとも、よい関係でいられたらきっと幸せなことでしょうね。
>娘さん役の山下リオちゃんも可愛いですよ〜。(*^_^*)
何だか、最近に耳にした名前だゾ・・と思って調べたら
『書道ガールズ!!』の主人公の1人を演じてた子でした。
なるへそ。
御子神さんは風格さえただよっていて。。。。
『幼獣マメシバ』は見たいと思いつつ見逃した作品(今月WOWOWで見る予定ですが)なので、
この映画もちょっと気になりますわぁ。
最近観た「ブライト・スター」も、おそろしく猫が役者で素晴らしいんです!
あーっ、ぺろんぱさんにも見てもらいたいデス。
山下リオちゃん、書道ガールズだったんですね。
知りませんでした。
調べてみますとリハウスガールだったとか・・・っぽい感じですね、リハウスガールっていうの。
更に、NHK『ウェルかめ』にもご出演でした。ああ、あの女の子の役やったんや・・・と今思い返しております。
最近“書道ガールズ”とか“山ガール”とか、いろんな分野にレディース進出ブームですね。
今朝のFMキタの情報では“女子ジャズ部”っていうワールドワイドなサイトができているとか・・・弾けて!女子!!っていう感じです。(*^_^*)
これ、ドラマ版もあるって実は知らなかったんですよね〜劇場版の情報を知ったのと同時に知りました。
ドラマ版も同じ配役なのでしょうか〜??(*^_^*)
この映画、よかったですよ、もし機会がございましたら。(^^)
>『幼獣マメシバ』は
>「ブライト・スター」も
共に未見です。(涙)
監督繋がり・猫繋がり、で、是非観てみたいものです。(^^)
家族3人など主要な配役は同じようですが、
室井滋さんや内藤剛志さんはドマラの方には
おそらく登場されてないと思います。
今日、ジュンク堂で御子神さんの本(写真)を見て、
猫を飼ってる友達と「可愛いネ〜!」と盛り上がってました。
うーん、このちょっとしたふてぶてしさがたまりません!
チャンスがあったら観にいきたいと思います。
室井滋さんはドラマでは存在しないのですね。
それならば映画版・御子神さんの登場は更に神がかり的なモノを孕んでいたのかなぁ・・・などと一人楽しく想像しております。
御子神さん、あのむっくりとした肢体で、悠々泰然としてて、“敵わないよ〜”っていう感じでしたよ。
もしもお時間がございましたらご覧下さいね〜。(*^_^*)
これドラマの方がわたくしは、良かったです。
ちょっと、期待を高くし過ぎました。
ドラマもご覧になられているのですね!私はドラマは未見です。
私は“初・ねこタク”だったので、かなり気に入った映画となりました。
しかし、この映画以来、カンニング竹山さんを見る目が変わった気がします、いい意味で。(*^_^*)