2011年03月26日

フィッシュストーリー(DVD鑑賞)


 空を見上げたら、空だけは変わりなかった。
恵みの陽を、どうかたくさん降り注いでください。


 昨年末にMriちゃんが送ってくれていたDVD『フィッシュストーリー』(中村義洋監督・伊坂幸太郎原作)を遅れ馳せながらやっと鑑賞できました。

あるパンクロックグループの音楽が、時を経て世界を滅亡から救うというお話です。

                        フィッシュ.jpg

 冒頭、いきなり「5時間後に彗星衝突、巨大津波到来」という世界に、少なからず動揺し落ち込み、何にしても「3.11」の現実は存在し影を落とすのだと実感。胡散臭さ極まりない預言者たちや陳腐なものとして描かれている終末思想に、滑稽さよりも今はリアルな不気味さを感じてしまった本作。

しかし、これは救世主が現われる物語。
そしてその救世主は神が送ってくれたものなんかじゃなくて、人間の熱い想いが繋がって繋がって繋がって、結果、つくり上げられた産物なのだった。

ラストは一気に、繋がった糸がクリアになる。
極限まで凝縮された祈りが、パッと一気に弾けた感じのラストには心が脈打つ。 Mriちゃん、元気をもらえたよ、ありがとう。

やっぱり原作小説の魅力が大なのだろうと思った作品。
しかし、魅惑のヴォーカルを見せてくれた高良健吾くんとナンバーワンのHEROっぷりを演じてくれた森山未来くん、とても素敵でした。

HERO。救世主。
もう武術習得は無理として、「淀みもしなければ暴れもしない、そんな心を持つ」禅修行なら、今からでも始められるのだろうか、私も。
否、それこそが最も難しいことなのだよね。

        a..jpg     焼酎.jpg

 少し痩せたけど小康状態のウチ猫a.と、いつかの焼酎ロック。
猫には禅の世界が見える気がするしお酒も極めれば無我の境地に達せられそうだけど、私にはまだまだ・・・まだまだまだまだ。


posted by ぺろんぱ at 21:41| Comment(4) | TrackBack(1) | 日記
この記事へのコメント
ばんはです。

おお、遂にご覧になられたんですね〜!

コレは、(高松の)ミニシアターで鑑賞し、
妙に盛り上がったワタシでした(=^_^=)

フェリー甲板(?)で戦う「正義の味方」の、何とカッコいいことか!!

最後の刻(とき)を静かに待つ、大森南朋演じるレコード店長も
クールで良かったです!
Posted by TiM3 at 2011年03月27日 23:27
TiM3さん、再びこんばんは。

コレ、ご覧になられていたのですね、そういえば!
後ほど貴ブログにお伺いいたします。

正真正銘の正義の味方、パティシィエ君には本当に魅せられました。人間、やっぱり強くあらねば!と思った次第です。心技一体という言葉すら彼には平板に過ぎないと感じるほど。

>大森南朋演じるレコード店長も

あの時のオムライス坊やが・・・感涙です。



Posted by ぺろんぱ at 2011年03月28日 21:30
こんばんは!

途方もなく現実離れしているかのような
でも、あったらいいなぁ〜という、、
これはこの年の邦画ベストに入れた、可愛くて好きな作品でした♪
Posted by kira at 2011年03月28日 22:50
Kiraさん、こんばんは!
TBもありがとうございます!

そうだったのですね!Kiraさんの年間邦画BEST作品に名を連ねた作品だったのですね!

先ほど貴ブログにお邪魔して、心脈打つ想いを再体験しましたよ。
「あったらいいなぁ〜」というKiraさんの思いは、「今からでも救世主の端くれの端くれの端くれにでもなれんやろうか・・・??」という私の(拙い)思いと同じだったのではないかと。(勝手な想像)

Kiraさんの書かれていらした「御伽噺のような」という言葉にウルッときました。
Posted by ぺろんぱ at 2011年03月30日 20:23
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フィッシュストーリー
Excerpt: きっと、つながる 製作年度 2009年 上映時間 112分 原作 伊坂幸太郎 『フィッシュストーリー』(新潮社刊) 脚本 林民夫 監督 中村義洋 出演 伊藤淳史/高良健吾/多部未華子/濱田岳/森..
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Tracked: 2011-03-28 22:46