今日から6月。雨の季節です。
帰りの電車の中、ふとタイトルに雨の付く歌を思い浮かべて歌っていました。(勿論、心の中で、です。)
雨…(中島みゆき) 雨に唄えば レイニー・ブルー
雨音はショパンの調べ 雨の物語 雨の慕情 etc.
で、電車を降りる頃に辿り着いたのはこの曲でした。鈴木雄大の「レイニー・サマー」です。
雨の季節を綴った、ちょっと悲しい歌です。そういえばこの曲にはちょっとした想い出があったんだ、と思いつつ・・・。遠い遠い、昔々のお話。
さて、先週末も劇場には行けませんでしたのでレンタルDVDで『アヒルと鴨のコインロッカー』(伊坂幸太郎原作・中村義洋監督)を鑑賞しました。
※画像は映画情報サイトよりの転載です。
鑑賞後はボブ・ディランの「風に吹かれて」が心にリフレイン。
ディランの歌声は村上春樹が小説の中で「男の子が窓辺に立って雨ふりをじっと見ているような声」だと書いていたっけ。
伊坂さんの本作を未読なのにおかしいかもしれませんが、何となく、(多分)小説は更に面白い完成度なのだろうと思いました。
ストーリーは軽くはないです、というより重いです。そして陰惨なシーンもあるのに何故か「救いが訪れる」と信じてしまわせる不思議な力が、この人の書く物語にはあるような気がします。
映画はそれを忠実に、そして多分とても丁寧に再現されているのだと思いました。
でも、もう少し監督独自の“思いの濃淡”とでもいいましょうか、大胆さが投影されてても良かったのじゃないかなぁって思いました。
「アヒルと鴨のコインロッカー」というタイトルが意味するところは映画の最後で解ります。
愛すべきタイトルだと感じました。
というわけで、やっぱり原作を読んでみたくなって買っちゃいました、「アヒルと鴨のコインロッカー(創元推理文庫)」。

いま読んでる本を読み終えたらページを開いてみましょう。
雨の朝、或いは、雨の夜に。
途中でダマされるんですが、気がつかずポカーンです。
雨の日はDVD観て暮らすのも気が落ち着きます。
過去にいい作品いっぱいありますもん。
最近は、やや「劇場不作」な感じでもあるので、
「名作を家で・・」ってのもイイかも知れませんね。
因みに、ワタシも「雨」を色々と思い付いてみました(=^_^=)
・水色の雨
・ドラマティック・レイン
・雨(三善英史)
・雨に濡れても
・パープル・レイン
・雨の日と月曜日は(カーペンターズ)
ってトコかなぁ・・
あと、タイトルにこそ「雨」と入ってませんが、
スピッツの『あじさい通り』って曲も好きなんですよ。
本作も、いつか、どこかで、観てみたいです。
そうですか、そうですよね、なんといってもボブ・ディランなのですね。
あのフレーズが脳内ヘヴィ・ロテです。(^^)
雨の日は雨を(それなりに)楽しめる過ごし方がよいですね。
ウチに居れば猫孝行も出来ますしね。(^^)
窓を閉めて雨音を遠くに感じながら、また佳い映画に浸りたいものです。
>やや「劇場不作」な感じでもあるので
お気遣い下さってのお言葉でしょうか・・・ありがとうございます。いえいえ、でも興味ある作品多し!です。(^^)
>ドラマティック・レイン
Oh!そうですよね、あの歌声!
>パープル・レイン
プリーンス!!
雨に濡れても・・・シブいですね。
あじさい通り・・・You Tubeで聴かせて頂きました。スピッツの独特のあの歌声、いいですね。
新作が観られた時にも、またどうぞお越し下さいませ。