一口いただいてみたら牡蠣の濃厚な香味がとっても美味しかったので、「やっぱりコレにはコレよねぇ」ということで“広島繋がり”賀茂鶴・純米酒を買って帰り、ぬる燗にして塩辛をいただいてみました。

それは「純米酒」故の間違いのない、いわゆる無難なマッチングを見せ、賀茂鶴の特徴とも云える「軽快なキレの良い辛口」具合が、塩辛を口中に含んだときの牡蠣の濃厚な香りをさらっと流してくれる、いくらでも杯の進みそうなカップリングでした。
でも折角の牡蠣の甘旨さをもっと“まったりねっとり??”味わうのも悪くないかなと思う私は、明日は是非<濃淳旨口の原酒タイプ>のお酒のぬる燗でそのマッチングを楽しんでみたいと目論んでおりまする。
でもとにかく、日本の「食」には日本の「お酒」、というのはやはり言えていますね。
さて、今日、某情報誌を見ていたら、山本文緒さんの新刊広告を見つけました。
山本文緒は女流作家では好きな作家の一人で、新刊が待ち遠しい今日この頃でした。

結局、買いました
「3年の沈黙を破る、衝撃の告白日記!」と銘打たれたその著書。仕事、夫婦、欝病・・・・等々の活字がページに刷られており、中央に「ごめんよ、私の体。こんなに悪くして。」の一文が・・・。
ファンといえども本屋さんで彼女の名を見かければ手に取る程度だった私・・・・苦悶の日々があったのかと、新刊を買うのが怖いようでもありながら、やはり購入しました、文緒さん。
怖々ながら少し、貴女に近づいてみますね。
本といえば、いつもの私の読書タイムは半身浴の時なのですが、今読んでいるのは原田宗典さんの『優しくって少し ばか』です。
原田宗典という作家さんは初めて読みます。
タイトルに惹かれたわけでもなんでもなく、半身浴用の本を古本屋さんで探していて、山田宗樹の本を買うつもりで間違ってこの人の本を買ってしまったのです。
恥ずかしい話ですが本当です。それって待ち合わせに「梅田のマクド前」と「三宮のミスド前」とを間違えるようなものですね・・・あっ、もっと恥ずかしい事かも。

半身浴でボロボロ状態・・・
それで、『優しくって少し ばか』の中に、今日こんな一文を見つけました。
「誰かの痛みを分かってあげて、そしてその傷に決して触れないこと」という一文。
それはその作品の主人公が恋人に求めたことの一つだったのですけれど、奥底に哀しさを秘めていながらとっても優しい言葉じゃありませんか。そして優しいけれど、やっぱりとても哀しい言葉でもありますね。何だか一瞬、お風呂の中で泣きたくなってしまった私です。
今日という日は別に特別でもなんでもないけれど、何となくいろいろとモノ想う、生きてるんだからいろいろとモノ想うのは当り前か・・・とも思う、そんな一日でした。
最近あまり手に取る事がなくなりましたが、その昔よく読みましたよ〜。
もっぱら図書館本で読んだハズですが『東京困惑日記』の単行本は購入したらしく、今も手元にあります。
何とも肩の力が抜けたエッセイで笑い転げたかと思うと、「しょうがない人」みたいなシリアスで繊細な文章もまた魅力的♪
久々にまた読んでみたくなりました。
ペロンパさん、どうもありがとう(^^/
「時々、風と話す」
画文集ですが、原田宗典ものでは一番好き。
たしか角川文庫にも収録されていたような。
皿を洗わない職業といえば
手タレと...ジャズギタリストですよね
そういえば、昔は単車乗りだったことを
他人事のように思い出しました。
karcyさんの活字方面のご闊達度は以前から感じておりましたが・・・原田宗典さんも掌握されていたのですね!流石です。
山田宗樹氏と間違えるようなこんなオバカな私は、今日は古本屋さんでフランクな『貴方には買えないもの名鑑』なるエッセイ集を購入してしまいました(^^)。(古書でスミマセン)
karcyさんの“食いついてしまおう!”の言葉に、もしかして正気で暫くハマってしまうかも、です。
>「黄色いドゥカと彼女の手」
>「時々、風と話す」
探してみます。
他人事だなんて・・・。
単車乗りでいらしたスピリッツはずっと渦様の「心の核」になっているのではないかと(精神的若輩ながら)私は感じますが。
『恋のためらい/フランキー&ジョニー』と言う(大人の)恋愛映画を以前に観ていて、
終盤に、ジョニー(アル・パチーノ)がフランキー(ミシェル・ファイファー)が過去に受けた額の古傷(DVによるものと思われる)に優しくキスして、
「ほら、傷は消えたよ」と囁くように言うシーンにボロボロ来ましたねぇ(⌒〜⌒ι)
優しいが故、真相には迫らない
優しいが故、美しい嘘をつける
本当の人間がそこには存在するんだと思います。
ミシェル・ファイファーは大好きな女優さんです。
『恋のためらい/フランキー&ジョニー』のその台詞を早急に要チェック!です。
そうですね・・・美しい嘘というのもあるのですね。TiM3さんのその「本日のお言葉」?にも泣きたくなる思いです。
何とか今週も休みに突入ですね・・1日短いのにしんどかった(×_×)
>ミシェル・ファイファーは大好きな女優さんです。
>『恋のためらい/フランキー&ジョニー』のその台詞を早急に要チェック!です。
いいですね、ミシェル。
超美人ではないのですが、存在感が何処か優しい感じで好きです。
『ホワイト・オランダー』や『アイ・アム・サム』でも彼女しか出せない雰囲気を放ってました。
『フラジョニ』はいつかDVD版を買おうかなーと。
見返す程に、味の出て来る物語ではないかな、と思います。
何せ、一夜を共にしてからで、本当の精神的な恋が始まって行くのですから。
>TiM3さんのその「本日のお言葉」?にも泣きたくなる思いです。
つかないに越したことはないのかも知れませんけどね。。
ワタシのうそは・・どうも「すぐ顔に出る」らしいですし(×_×)
世の中はやはり知らないことばかりですね、考えてみると楽しい世界が一杯、人の知っていることから自分も新しいことを知ることができます。
ありがとうございました。
ミシェル・・・そもそも「顔」が好み(“溶けかけたキャラメル”みたいな。それで、キャメロンもブリジット・ニールセンも好きなんです。)だったのですが、後者二人と比してオトナの女の魅力度はかなり高いですね。『ファビュラス・ベイカーボーイズ』のミシェルは結構繰り返して観てます、いいです。
嘘がすぐ顔に出るのは「いい人」の証拠です、きっと。
私も知らないことばかりで、このブログにコメントくださってる人達に教えられることばっかりです。
つくづく“ちっちゃい”世界に生きてる私だと・・・。
「@本」のブログも充実度は高そうですね。
これからはそちらにもちょくちょくお邪魔します。そちらでもきっと私の知らない世界が殆どだと思いますが・・・それだけに楽しみです。
>・・・そもそも「顔」が好み(“溶けかけたキャラメル”みたいな。
あらら・・酷評なのだか何だか分かりませんね。。
まぁ「ビューチーじゃなくプリチー」ってことですなぁ?
>『ファビュラス・ベイカーボーイズ』のミシェル
>は結構繰り返して観てます、いいです。
この作品は未見ですた!
ブリッジス兄弟と対決(←対決って・・)するんですね。
面白そうですね☆
>嘘がすぐ顔に出るのは「いい人」の証拠です、きっと。
「いい人だけじゃ生きていけない、思いやるだけで生きるのは苦しい」
とフィリップ・マーロゥも言ってますしね。
(そんなこと、言ってねぇぞ! とチャンドラーの声が(・ω・))
その名のとおり、夕方になって開いた花 は黄色をやや抑えた品のある花。
そして翌朝には閉じてしまう潔さ。
晩の焼酎が美味かった。自然に乾杯!
事情があって、少しの間「拙ブログ」はお休みとなりそうです(×_×)
>ミシェル・・・そもそも「顔」が好み(“溶けかけたキャラメル”みたいな。
ほめておられるんだかなんだか・・(・ω・)
まぁ「ビューチー」じゃなく「プリチー」なタイプなんでしょうね。
>『ファビュラス・ベイカーボーイズ』のミシェル
>は結構繰り返して観てます、いいです。
これは未見ですね。。ブリッジス兄弟と激突(=^_^=)するんですね。
>嘘がすぐ顔に出るのは「いい人」の証拠です、きっと。
「いい人だけじゃ生きていけない、優しいだけじゃ生きて行くには厳しい」
とはフィリップ・マーロゥの言葉でしたかね・・
(↑ぜんぜん違うと思うし!)
コメントがダブってしまいましたか(×_×)
お恥づかしい。。
(まぁ、微妙なコメントの変化をお楽しみくだそい(⌒〜⌒ι))
>事情があって、少しの間「拙ブログ」はお 休みとなりそうです(×_×)
その“事情”ってカスピ海より深いのでしょうか・・・。“少しの間”って私が禁酒に耐えられ得る日数よりは^_^;やはり長くなってしまうのでしょうね・・・。
などと、ご心配申し上げておりますが、すぐにまた再開されることを切に願っている私です。
溶けかけのキャラメル・・・いわゆる「甘いマスク」ということになるかと思います。
「甘いマスク」は男性にだけの賛辞じゃないのです、私の場合。・・・あっ、「賛辞」じゃないですかね(^_^;)。
TiM3さんがブログをお休みの間、弊ブログがTiM3さんに忘れ去られぬよう精進を積みたいと思います。
ゆうすげ?ですか?
本当に植物にご精通の侘助さんでいらっしゃいますね。
そういえば、私もその昔、月下美人の開花を待ってその花の前で乾杯した記憶がございます。
花鳥風月はお酒を誘いますね。