休日の予定には友人との宴もいくつか有り、映画は「必ず行く!」が一本(前売券購入済み)と、「行けたら行く」が一本と・・・です。
「行けたら行く」の方も前売り券を買ってしまえば「行くために時間を作る!」的気概になるのでしょうけれど。
その迷いの映画は名監督&名優の名コンビ?による“人生っていいものだ”的な映画です。ストーリーには余り食指が動かない私なのですが、ヨーロッパの“美風景”に癒されに行くのはいいかもなぁと迷い中です。
そんな中、来たる今秋公開の「某映画」に向けてどうしても事前に読んでおきたい本があり、昨日購入。
会社近くのジュンク堂は在庫切れで、休憩時間に旭屋書店梅田本店まで歩き、一冊のみあったのを購入しました。

チャールズ・ブコウスキー著
『ブコウスキーの酔いどれ紀行』
です。
映画のチラシとともに・・・。
映画の原作となっているのは同氏の自伝的小説『勝手に生きろ!』なのですが、私としては是非ともこっちの紀行&エッセイを読んでみたかったのです。
ブコウスキーの著書を読むのは初めてです。
「徹底したアウトサイダーであることを誇りとした」彼の生き様にどこまで近付けるかわかりませんが(多分この一作を読んだだけでは駄目でしょうね)、「酔いどれ紀行」を読むにあたって先ず一緒に酔いどれてみましょう。
手始めに・・・櫻正宗・大吟醸カップ酒を片手に。


カップ酒らしからぬ可憐さを秘めた美しいラベルだと思いませんか?
ピーコックの陳列棚から余りに可憐な「飲んで飲んで」の囁きが聞こえたので思わず買ってしまいました。
(一口いただいてみてのお味はラベルの可憐さに似合わず意外な“どっしり感”がございましたが…そんなものなのですね、見た目と違う・・・、お酒もヒトも。)
しかし、こんな私のチョイ呑みとは別ステージのようですね、ブコウスキーの飲み様は。
定点を軽く、いえ、遥かに超えています。人生の指針はブレ切って作動していないみたいです、少し読んでみただけでもそう感じました、何となく・・・。
近寄れないと知りつつ近付いてみたし、ブコウスキー。映画の主演をやってくれるマット・ディロンに期待大です。
チャールズ・ブコウスキー
1920-94年。ドイツ生まれ。3歳でアメリカに移住。L.Aシティ・カレッジ中退。42年から45年、アメリカ各地を放浪し無頼の生活を送る。
24歳で最初の小説を発表、亡くなるまで50冊に及ぶ詩集や小説が刊行されている。(河出文庫:本書より)
マット・ディロン! ちょっと耳に懐かしい響きかも(・ω・)
いやね、ワタシ『クラッシュ』を観てないもので、どうにも『メリーに首ったけ』『ワイルド・シングス』『イン&アウト(←客演)』『誘う女(←可哀想な役)』ぐらいしか思いつかないですです。
貫禄も着いて来てはるんやろねー。
マット・ディロンは、私は実は余り好きではなかったのですが『クラッシュ』で赤丸急上昇しました。逆にTiM3さんが挙げられた作品はどれも観ていないような・・・。
映画『酔いどれ詩人に・・・』のチラシを見る限りでは“ええ感じ”でしたがどうでしょうね(^^)。