7月18日ブログに原田宗典についてちょっとだけ書きました。
ちょっとした、いえ、かなりの私の<オマヌケ>で原田宗典氏に出会って以来、弊ブログに戴いたコメントで勧められたり偶然見かけた本を買ったりで実は既に4冊を読了致しました。
『あなたには買えないもの名鑑』は、半身浴用として気楽に楽しみ、『黄色いドゥカと彼女の手』『海の短編集』などは通勤電車の中や日々の静かな時間に“しん”とした心で読みました。
特に『黄色いドゥカと彼女の手』は、今の私のような若くはない年代の人間が読むと、喪われた遠くの感覚がよみがえりそしてまた泡と消えていくかのような儚い感じが感じられて中々いいと思いましたね。

そろそろ半身浴用の何冊かをまとめて買わねばならない時期に来ており、今日会社の休憩時間に駅前ビル内の古書街へ行って参りました。
何となく「今日はテーマを決めて探してみようかな。じゃ、ちょっと原田宗典シリーズでいってみるか。」と思った私。
2、3冊見つかればいいと思っていたら、あるわあるわ・・・ものの10分ほどの内にこの5冊が私の手にありました。
見つけようと思って向かったものの、ここまで簡単に見つかるのも何だか(にわかファンであるにせよ)ファン心理としてはビミョ〜な感じですね。^_^;でも早速読んでいきたいと思います。

先に読んだこの人の小説は短編およびもっと短い「掌小説」といわれるものでしたが、短いなりに全ての作品がしっかりした“情景”を待つ一篇になっているように感じました。
幾つかを紡いでオムニバス映画にすればいいのになと思える作品ばかりでした。
特に『黄色いドゥカと彼女の手』に収録されている表題作「黄色いドゥカと彼女の手」や「夏を埋める」なんかはとても瑞々しい感覚で語られる一篇の映画になりそうな気がします。
ちょっと「もしも映画化するなら・・・」と配役なんかを楽しく想像してみたり。
でも最も大切なのは、(資金と人を調達するプロデューサー氏が先ずありきという話は別として)やはり小説の世界を忠実もしくは発展的に再現してくれる監督さんなのでしょうね、きっと。
そんなことをつれづれ考えつつ、今日の一杯は仕事帰りの“ちょい飲み”の一杯。

生ビール小グラスのあとの焼酎<麦全麹>水割り。香ばしい麦香。
ゴーヤチャンプルー(右)もとても美味しかったです。
・・・ほろ酔いで読む本はまた違う世界ですが今日はもう読みません。
少し前にトラックバックを送ったのですが、届きましたでしょうか・・?
巧く届いていなかったら、またお教え下さいね。
ではでは。
TBして頂いたとのこと・・・以前のページにも遡って見てみたのですが届いていないようです。
もしもよろしければ再度TBして頂く事は可能でしょうか?
宜しくお願い致します。
TBは、、良くわかんないので、宿題とさせて頂きます(・ω・)>
※私的には「直感的に理解」出来るリンクの方がはるかに便利な便利だと思っています。
スバラ式世界と一九、二〇っていう小説は大学のときに読みました。かなり懐かしくって記事見つけて嬉しかったです。
久しぶりに読書しまくりたいです。
リンクを貼っていただいてありがとうございます。こちらも先述の通り、貴ブログのリンクを貼らせて頂いて常に訪問させて頂いております。
改めまして、どうぞ宜しくお願い致します。
本の話にもコメントいただいて嬉しいです。
そうですね、多くが「若い時に出会えていたら」と思える文体だったので、大学の時に読まれた感覚はとても自然なものだったと思います。
>久しぶりに読書しまくりたいです。
そうですねぇ(^^)読書の秋の到来ですしね!
宜しくお願いします。
『リンクもうケッコー』と呆れられないよう、頑張ります(=^_^=)>
>『リンクもうケッコー』と…
座布団3枚差し上げます。(^−^)