2012年、今年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年末に公開となったものの劇場鑑賞は見送りかと思っていた一作『宇宙人ポール』(グレッグ・モットーラ監督)を、シネリーブル梅田で観てきました。記念すべき?今年の劇場初鑑賞作品です。
SFオタクの冴えない二人組が憧れの地アメリカを旅行中、突然ポールと名乗る宇宙人がヒッチハイクしてきた! 故郷の星に帰りたいと願うポールを救おうと捨て身の道行きへと身を投じる二人の愛と友情の大冒険譚です。
英国のコメディアン&俳優&脚本家として知られるサイモン・ペッグとニック・フロストのコンビが脚本と主演の両方でパワー炸裂。

※画像は映画情報サイトよりの転載です。
「愛」はSFオタクの二人組みとポールの間のことだけじゃなく、全編があらゆる「SF映画への愛」で満ちていました。
過去のSF映画の名作への幾つものオマージュ、パロディに溢れていて、そうと思しきシーンでは懐かしさも加わってニンマリとしてしまいます。宇宙人ポール(ボイスキャスト:セス・ローゲン)の外見からして、軟体動物を思わせるような元祖火星人とでもいいましょうかTHE・宇宙人!的な風貌で、決して可愛いとは言えないものの、憎めないキャラクターとして(だって瞳なんて深い宇宙そのものなんですもの!)目が自然に彼を追うようになっていったのでした。
ポールの吐くスラングはいかにもアメリカ的な可笑しさだと思うのですが、ネイティブででないとその辺のツボは肌では共有できなかったです、邦訳には限界がありますから。それでも小さな笑いの間合いや計算された(でも計算のあざとさを感じさせない)ギャグの奏され方には結構ハマってしまっていましたよ。
憎めないと書きましたが、仲間の痛みを自らのものとして決死の救済を試みたりと、ポールはやっぱり愛すべき宇宙人なのでした。
ポールという名前の背景にもホロリとさせられるものがあって、老女となったタラ(ブライス・ダナー)とのシークエンスは本作の中で一番好きだと感じたところです。

「たまには冒険をしてみろ」っていう彼の言葉にも、ふいに喉の奥から熱いものがこみ上げた感がありました。結果的に、オタク二人の人生は大きく変わったわけですしね。
絶命したと思ってた彼も(身体的ダメージはありつつ)満面の笑顔で再登場し、ハッピー度MAXでエンドロールに突入できたところは気持ちよいです。
驚いたのは終盤になってあの大女優がご登場になったことでしょうか。
なるほど、そこにも過去のSF名作へのオマージュがあったわけですね。
ご登場にもビックリしましたが、ご退場のされ方にはその10倍くらいビックリしました。「え、それでいいんですか!」という感じです。閉じゆくタラップの外側に熨斗のようにへばり付いた○○○○様を探してしまったのは私だけでしょうか。
録画したものがあるので、またシリーズ通して御尊顔を拝したくなりました。いやはや、○○○○様に拍手です。
今年もお酒を楽しんでいけたらいいなと願います。
但し今年はもう少しゆっくりと、ね。
そして今年もよろしくです^^
ポールくんのアウトロー的キャラには笑ってしまいましたよ。
お尻振り振りって、まるでクレヨンしんちゃんみたいでしたしね(笑)
長い間、エリア51での軟禁生活で人間臭くなってしまったんでしょうかね〜^^;
『第9地区』や本作と異色系ではありますが
こういうハートフル系SF映画も良いもんです^^
のっけから
泣ける映画の紹介で申しわけありませんが
【Railways2】は泣けました
電車はそれだけでロマンチックなので
ある意味反則ですが
よろしければ 見てください
今年もよろしくお願いします〜。
本作、かなり気になっています。
尊敬する映画評論家の町山智浩さんも大絶賛でした。
高松でも今月下旬から公開予定なので、なんとか鑑賞したいと思っています。
(改めまして)今年もヨロシクです!
>ポールくんのアウトロー的キャラ
なるほど!
「なんか好きだな」「どこか憎めないな」的なキャラは彼が他への安易な迎合をよしとしないアウトローだからだったのですね、きっと。(*^_^*)
ポールのお尻振り振りも、「これで引くならとっとと引け!」って感じの挑みとも感じられましたし。
ハートフル、大好きです!(*^_^*)
でも『第9地区』の“その後”の片隅では、視点を変えればこんな感じのポールくんが存在してたりするかも・・・してないか^^;。
ロンリーさん、今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
Railways2 、承りました。
インプットさせて頂きます。
好きな俳優さんが結構御出演になってる作品でもあります。
>電車は走っているだけでロマンチック
なるほど。このお言葉にこそロマンがありますね・・・。
町山智浩さま、独自性溢れる、広くご活躍のお方ですよね。
もしも御鑑賞の機会がございましたら、是非dkさんの御感想を楽しみにしております。(*^_^*)
いい年にしたいものですね。
あけましておめでとうございます。
この映画、今日観ようかなと思いつつ、この宇宙人キャラがもしかしたら中途半端にバカバカしいのではと思いやめ、他の作品にしました。
でもぺろんぱさんの言葉を読んでいると、よし!観に行こうと思う今日です。
今年もよろしくお願いします。
west32さん、あけましておめでとうございます。
ご覧になられたのでしょうか。
もしそうなら、果的に「バカバカしかっただけ」と思っていらっしゃらないことを祈りますが。
でも軽い気持ちで行って下さいね。そのほうが楽しんでいただける気がします。
こちらこそ、今年も宜しくお願い致しますね。(*^_^*)
高松で上映が始まってるので、観て来ました。
例のミニシアターなんですが・・(=^_^=)
脇役キャラ陣の「退場」の数々が、どうにも笑えず、
その過激さにだけは違和感が拭えませんでしたが・・
総じては面白かったです!
大柄な「リプ様」をグウィネスママが「止しな!」と
怒鳴りつつ殴ると、意外にぶっ倒れる辺りの演出には、
爽快感がありました(=^_^=)
スピルバ※グの(業界では有名な)昔ながらの姑息さも
しっかり描かれてて、スッキリしました! ←おい
ソレイユって来られたのですね。(^_^)
本作、私なんかは未熟者ながらもっともっとSF映画に精通している人ならば凄く楽しめた要素がいっぱいだったように思いました。
練られた台詞と小道具&小ネタ群でした。
>脇役キャラ陣の「退場」の数々が、
確かに過激でしたが、根っからの悪役??以外はが何らかの“復活”を遂げていたのが嬉しかったですよ。
>グウィネスママが「止しな!」と
一瞬、グウィネスが出演してた!?!?って思っちゃいました。
私、知りませんでした、ブライス・ダナーさんってグウィネスのお母さんだったのですね!いやぁ〜、勉強になりました、ありがとうございました!そういえばどことなく似てらっしゃいますよね、お二人。
>スピルバ※グの(業界では有名な)昔ながらの姑息さも
察するに本人が声だけご登場されたシーンでの台詞のことでしょうか??
業界では有名なんですか? っていうか、姑息な人なんですか? ^_^;