今年でもう14年目になります。
愛用しているのは三年連用の日記帳でして、これ、付けていると前年の記述が否応なしに目に入ってくるんです。
哀しい事や辛い心情を綴っているのを読んでしまうと、過去の事とは云え、それはそれでかなりブルーになります。「人間、忘れる事も大切なのよ」と
言ってくれた人はいましたが・・・どうなんでしょうね。
でもこの日記、「日誌」的に捉えると結構役に立つのです。
データとして。
例えば天気(○年前の○月○日の関西の天気を知りたいという方はご一報下さい。)、例えばその日出会った人、例えば仕事の状況・・・それから
映画なんかもそうです。
因みに前年の今頃に観に行ったのは『アイ・アム・デヴィッド』
『Shall We Dance?(R.ギア版)』
記していました。
データって面白く且つ怖いものだと思います。
データの集積によって何かを語ることはできるけれど、一つ間違えば(いい加減なデータの残し方をしたり間違ったことを記録しちゃったりすると)意味を為さないどころか全く違った結果に導いてしまったりする・・・データ管理って重要なことなんですね。
データの集積的な映画ですぐ思い出したのが一昨年の年末に観たモーガン・スパーロック監督の『スーパーサイズ・ミー』
監督自らが被験者となってファーストフード業界の帝王マクドナルドの企業姿勢に真っ向挑戦状を叩き付けたあの映画、面白く観ました。
一日三食、一ヶ月ファーストフードを食べ続けると人間はどうなるか・・・。
怖いですねぇ・・・食べるものは大切ですね・・・。
あぁ、でもこう書いていたら何だかハンバーガーが食べたくなって
来ました。(監督の意図無視??)
私ぺろんぱは仕事にはお弁当を作って持っていっているので、もう長らく
マクドナルド等へは入っていません。少し前から話題になっている佐世保バーガーも、会社から近い距離にありますが未だ食しておりません。
毎日お酒を摂取する分、やはり食には気を使っているつもりですので。
しかし、甘いものを食べるときは脳ミソが溶けるくらいに甘いものを、そしてジャンクフードを食べるときは脳ミソが腐敗するくらいにジャンキーなものを、を信条としているので、やはりハンバーガーを食べる時はヘルシーさを求めてはいけないと思います。
いつぞやアメリカを旅した時に「バーガーキング」でテイクアウトしたハンバーガなんて、多分同行者がスーパーサイズ的なものをオーダーしたんでしょうけれど、手渡された紙袋はまるで鉛でも入っているかの如くずっしり重かったのを覚えています。
これでもかっ!っていうくらいに挟みこまれた具材と、はみ出すケチャップやマヨネーズソース・・・袋から出したそれは、まさにナイフとフォークが添えられるべき程の大きさでした。その時選んだ飲み物はスタイニーボトルのBeer[アダム・スミス]・・・なかなか美味しかったです。
ハンバーガーの横に置くのはやはりこのスタイニーボトルのBeerですよね。
それも思いっきりアメリカ的なファンキーなラベルの付いたやつ。
何だか本当に食べたくなってきました。
アダムスミスも飲みたくなってきました。
勿論三食はいけません、スパーロック監督の命を削る実験を思い出し・・・。

私もああなるのではないかと・・・
それにしても、あそこまでやってしまう監督って・・・(^_^;)
意外とあの監督、マクドが大好きだったりして・・・。