久々に美術館「えき」KYOTOに行き、『生誕100年記念写真展 ロベール・ドアノー』を観てきました。
ドアノー展鑑賞は2度目です。前回もこちらの美術館でした。
前回は2009年2月のことで、拙ブログにも挙げています(「地味プチ独りイヴェント」)。

この人の写真には温かみがあります。
被写体(人間に限らず)を“知ろう”として観察し続け、その結果生まれる被写体への「愛情」が溢れている感じがするのです。
時にユーモラス、時に実験的試みのような奇妙な構図のものなど、興味深く、今回はカラー作品も幾つか展示されていて多彩です。
初期の頃の、人物を引き気味に捉えてその背後に広がる風景を大きく描写した作品群には、ちょっぴりのはにかみと孤独感みたいなものもうかがえて、それはそれでとても味わい深い写真たちでした。
犬が素敵な被写体になっているなぁって感じた作品も幾つかあって、この人は本当に人間、動物、静物にさえもドラマの存在を嗅ぎとってしまえる人なのだなぁと思いましたよ。
幾つかのポストカードを購入、お気に入りの一枚はどなたへのお便りにしようかな。

さて、「フランシス・アルバート」というカクテルをご存知ですか。
私は少し前に友人E子さんから聞いて初めて知りました。
コッポラ監督がこよなく愛したお酒とか。名前はフランク・シナトラの 本名、フランシス・アルバート・シナトラよりとったもので、シナトラをイメージしたカクテルと言われているそうです。
ジン(タンカレー)とバーボン(ワイルド・ターキー)を半々で割り(このカクテルに関しては銘柄指定らしいです)、氷か少しのお水を加えてステアして出来上がり。簡単ですがアルコール度数は高くてハードです。
興味津々だった私ですが、とあるBARでいただくことが叶いました。

一杯目は先ずは大好きなマティーニを。
二杯目にこのフランシス・アルバートを。ジンとバーボンを1対1で作って頂いたのは私的にバーボンの香が勝ち過ぎていましたので、三杯目は6(ジン)対4(バーボン)で作って頂きました。この6対4の三杯目の方が美味しく感じられました。そういえばこのカクテルを教えてくれたジン好きのE子さんは、自宅ではもっぱら7(ジン)対3(バーボン)で作っているとか。私も今度は自宅で7対3で作ってみようと思います。
Kさん、佳き乾杯をありがとうございました。
鑑賞メモが4本ぶん溜まっており、アップする以前にアップアップしてます(⌒〜⌒ι)
って言うか、まだ昨年末のベストをピックアップ出来てませんし・・(×_×)
ドアノーと言えば「パリ市庁舎前のキス」ぐらいしか作品を存じない方ですが、興味深いですね〜
カラー作品も拝見してみたいものです。
いつか、ワタシの住む街で開催して欲しいトコですね。
TiM3さん、こんばんは。
私はなかなか劇場で新作を観れていなくて寂しい今日この頃です。アップアップしていらっしゃるTiM3さんが羨ましくもありますよ。溜まってる記事はどの映画なのでしょうね。(*^_^*)
なにはともあれ、「昨年末のベスト」、楽しみにしていますよ!
「パリ市庁舎前のキス」は有名ですものね。
今回もいろんなシーンでキスの一瞬をとらえた写真が結構展示されていました。
若き頃のセルフポートレートもあって、ドアノー氏、なかなかに素敵な御方でした。(*^_^*)