春は名のみの・・・ですね。 今日は小雪が舞っていました。
BS録りしていた『ヒース・レジャーの恋のからさわぎ』(ジル・ジュンガー監督、1999年制作、アメリカ映画)を観ました。
タイトルに「ヒース・レジャーの」が入っていなかったらスルーしていたと思いますが、この「ヒース」で気になって調べてみれば、本作はヒース・レジャーの初主演作、且つハリウッド・デヴュー作とのことでした。・・・で、録画。
story
転校生のキャメロン(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、登校初日に学園のアイドル・ビアンカ(ラリサ・オレイニク)に一目ぼれし、何とか彼女をデートに誘おうとする。しかし、ビアンカの父親に、姉・カトリーナ(ジュリア・スタイルズ)が先に誰かとデートしないとビアンカのデートを許可しないと言われ、学校のはみ出し者パトリック(ヒース・レジャー)を雇ってカトリーナをデートに誘わせようとするが・・・。

※story、画像とも、映画情報サイトより転載させて頂きました。
ヒース・レジャーが若い!です。
初めて私がヒース・レジャーをスクリーンで観たのは『チョコレート』(2001年制作・2002年日本公開 マーク・フォースター監督)でした。
その時の役柄も相まって繊細で品の良いお坊ちゃま的イメージが強かったヒースです。以来、何作品か公開作を観ましたが初めてのイメージって中々覆らず、私の中では常に繊細な雰囲気を彼の中に見ていました。それだけに『ダークナイト』のキャスティングは意外でしたが・・・。
初主演の本作のヒースはワイルドで、その2年後に撮られた『チョコレート』の時よりも逆にセクシーで、なかなか魅力的なのでした。
アメリカのティーンエイジャーの学園モノっていうと私は何だか引いちゃうのですけれど、本作はヒースの魅力で98分楽しめましたよ。
お相手のカトリーナを演じるジュリア・スタイルズも、決して美女ではないのですがついつい目が追ってしまう不思議な雰囲気を放っている女優さんです。実はちょっと大学時代の同期のYちゃんに似ていて(男性を容易に寄せ付けないようなところも)、すごく親近感を持ってしまったというのもありますが。

邦題はしっくりこなかったのですが、本作のストーリーの下地がシェイクスピアの『じゃじゃ馬ならし』と『から騒ぎ』にあるとのことで付けられたそうです(ウィキ情報)。
シェイクスピア自身も(肖像画ですが)登場します。レースの襞襟を付けているシェイクスピア画像を「その襟巻トカゲみたいな人」って呼んでいた台詞は、いかにも下らないジョークっていう感じで逆にちょっと笑えました。
タイトルに話を戻せば、やはり原題『 10 Things I Hate About You 』の方が何となくイイです。カトリーナがパトリックの嫌なところを10個挙げて、でもその後に「でもそんな貴方を嫌いになれない自分が一番キライよ」っていう彼女の台詞がなんといっても可愛くて、“ああ、青春だなぁ〜”っていう感じがしましたから。
その告白めいたものを聞いたパトリックの「ん?それってもしかしてボクのこと??」っていうような表情が、女の子の扱いに慣れているようで決して慣れ切ってはいない“清潔な青さ”を覗かせてくれていてちょっとだけ私もキュンとなりました。
『(500)日のサマー』で注目のジョセフ・ゴードン=レヴィットも可愛かったけれど、やはり“ヒース・レジャーの映画”です、これは。後年のヒースとのイメージのギャップも私には新鮮でした。
それにしても、彼はその後の2008年に28歳の若さで逝ってしまったのですよね。 残念です。

さて、こちらは(私的に)珍しく、樽酒の燗酒です。
明石の名店<たなか家>さんで特製樽酒を「燗もお薦め」とのことでしたので、私はぬる燗で頂戴しました。樽酒は冷酒でいただくものとばかり思っていましたが、ぬる燗のソレも樽香がふんわり香ってイイ感じでしたよ、新発見でした。
このあともう一杯別の地酒をオーダーして、独りサク呑みの滞在時間は約40分。大変美味しゅうございました。

ワイルド感いっぱいのヒース・レジャーもクール!だし、
ジョセフ・ゴードン=レヴィットのヘタレ具合が良い感じです。
>アメリカのティーンエイジャーの学園モノっていうと
そんなぺろんぱさんには、ぜひジョン・ヒューズ脚本の
青春モノを見ていただきたい。
「プリティ・イン・ピンク」(1986)や「恋しくて」 (1987) など
はっきりいってベタなんですけど、キュンとなること間違いなし(?)です。
ここら辺の↑古典的なアメリカ青春モノに比べると
今作品はドライで、ユーモアが前面に押し出されてて
気軽に見られるなかなか優れた作品だと、私は思います。
邦題はヒース・レジャーのファンを狙いすぎですけどね(笑)
そうそう、ジョセフ・ゴードンくんを知ってからも観直してみたんだわ♪
私もこの作品のヒース、好き☆
>決して慣れ切ってはいない“清潔な青さ”を覗かせてくれ
そうなんですねっ!
彼は後年もそうでしたが、あの瞳の涼しさと口元の甘さが、清潔感の素かも知れないですね(笑)
またも惹かれるぺろんぱさんの、独りさく呑みオススメ店。
いつかホントにハシゴしたいです〜φ(。。*)メモメモ
ゆるりさん、こんばんは。
昨日今日と寒かったですね〜昨日の雪には、外出の際に久々に滑りそうになりました。^^;
こっそりファン、でいらっしゃいますか!
私も鑑賞のこの日から実は「こっそりファン」の仲間入りです。(*^_^*)
>「プリティ・イン・ピンク」(1986)や「恋しくて」 (1987) など
ありがとうございます!喰わず嫌い、ならぬ、喰わず恐れ?からの脱却ですね!是非“キュン”体験してみたいです。
>邦題はヒース・レジャーのファンを狙いすぎ
まさにピンポイントの狙い撃ちですよね。
まあ、狙い打たれましたけど。^^;
Kiraさん、こんばんは。
上村愛子ちゃん、残念でしたが「心から拍手!」の思いでした。
ジョセフ・ゴードンくん、密かにファンを広げてますね〜。(*^_^*)
Kiraさんも今作のヒース、☆マーク付きでお好きですか!何だか嬉しいです。
>瞳の涼しさと口元の甘さが、
おお、なるほど!まさに!
使わせてもらいます!(・・・どこでどう使うんや・・・^_^;)
サク呑みシリーズ、まだまだ続きます。是非是非いつの日かハシゴ企画立てて下さいね。
あ、後になりましたが、おひたしぶり照り焼きは盛りつける表側から先に焼くのがええと・・・。ていうか、おひさしぶりですねん。
で、ゆるりさんおっしゃる”プリティ・イン・ピンク””恋しくて”はリアルタイムで観たやつなんで「な、なつかしいっす」とキュンとなりました。
リー・トンプソンやぁメアリー・スチュワート・マスターソンやぁ、それなりにおばちゃんになってるんでしょうね。(しみじみ)
ほな、またです。
ビイルネンさん、こんんばんは。
おひたしぶり照り焼きは長いこと作ってません・・・ていうか、こちらこそお久しぶりでございます。(*^_^*)
ビイルネンさんのお作りになる<ぶり照り>は優しいお味でさぞや美味しいでしょうね〜。
そうですか、ビイルネンさんも録画してご覧になられたのですね。
ジュリア・スタイルズさん、そうです、『世界にひとつのプレイブック』にご出演とのことです。私は未見なのですが。
>”プリティ・イン・ピンク””恋しくて”
そうですか!ビイルネンさんが“キュン”となられた作品とは!それは是非後追いせねばなりませんね〜。
アリー・スチュワート・マスターソンさん!
おお!『妹の恋人』は大好きでもう何度も何度も観ています。彼女がご出演なのですね、、、益々観てみなければ!
今のお写真?をネットでみますと、それなりに素敵にお歳を重ねておられるようでしたが・・・(*^_^*)。
少し前の映画も、もたらせてくれるものは大きいのですねぇ。
あ、「妹の恋人」は自分も大好きで何回も観ていました。ビデオ(古っ!)で持っています。
ほな、またです。
ビイルネンさん、すみません。
リアルタイムでご覧になった時の想い出に“キュン”だったわけですね。わかりました。
音楽でも映像でも、初めてそれに触れた時の感覚が鮮明に甦ること、ありますね。
妹の恋人、よいですよね。
ああ!テニスラケットで作るマッシュポテト!(*^_^*)
本作、てっきり「シェイクスピア時代の中世恋愛劇かな」と今まで勘違いしてました(⌒〜⌒ι)
尚かつ、ジョセフ・ゴォドン君が出てるとは知らなかった!
密かにBSP放送を録画したので、鑑賞が楽しみです(=^_^=)
TiM3さん、こんばんは。
そうですよね、タイトルが「から騒ぎ」ならまさにシェークスピアの恋愛劇ですよね。途中で「ヒース・レジャーの」の冠が付されたようですよ。
ジョセフ・ゴードンくんは、まんまジョセフ・ゴードンくんでしたよ。
録画されていたのですね(*^_^*)
楽しんでくださいませ〜。