最近、情報誌の映画の特集ページに必ず登場しているのが、あのユニークなメイクを施した海賊ルックのジョニー・デップです。
7月22日公開の『パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト』のPRですね。
今春の『リバティーン』も観逃したし、ジョニー様には最近スクリーンでは逢っていないのでデッドマンズ・・・は観に行くつもりです。
これはもう、一作目の03年公開『パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち』(ゴア・ヴァービンスキー監督)を再チェックしておくに限る!と思いツタヤへ急行。
・・・・皆同じ事考えてるんですね・・・DVDは全てレンタル中。一瞬焦りましたがビデオが一本だけ残っていました。
ラッキーでした。

ディズニーランドの人気アトラクション「カリブの海賊」から発想を得た海賊映画。
18世紀。ある日、キャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)率いる海賊達に襲われたカリブ海の港町ポートロイヤルで、総督の娘エリザベス(キーラ・ナイトレイ)と彼女の持つ黄金のメダルが奪われてしまう。
エリザベスに思いを寄せる青年ウィル(オーランド・ブルーム)は一匹狼の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)と手を組みエリザベスの救出に向かうのだが・・・・。(「Oricon」データベースより)
これは大人のための冒険活劇という感じがします。
ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)がいかにも“マッド・パイレーツ(気のふれた海賊)”っていう感じなのですが、時折見せる異常なほどの「勘の冴え」とカッコイイ「剣さばき」に、“ただ者ではないマッド・パイレーツ”のオーラを見せてくれるのです。(それでもやっぱり“マッド”か?!・・・・(^_^;))
海を舞台に荒くれ男たちが暴れまくる中、紅一点のエリザベス(キーラ)はやっぱりどの角度から見ても美しいです。
何とこの時キーラは若干17、8歳だったとか・・・信じられません。
オーランド・ブルームの、“どんなに悪ぶっても悪役になりきれそうもない”正統的二枚目マスクもいいですが、やはり、変幻自在に多種多様の役を演じ分けられるジョニー・デップは凄いですね。
私としては何と言っても『ギルバート・グレイプ』のジョニーが(観てる作品の中では)一番好きですが、最近はエキセントリックな役柄(パイレーツ・・・もこっち系ですね)も多く、ファン層は広く、人気は不動のものでしょう。

本作でジョニーは海賊の役を嬉々として楽しんで演じているように見受けられます。
それはジョニーの天性の役者センスによるものなのか、はたまた“ヒットメーカー”といわれるているプロデューサー・ジェリー・ブラッカイヤーや、監督・ゴア・ヴァービンスキーの作り方の旨さなのでしょうか。
映像は140分余りを飽きさせること無く、海賊たち一人ひとりの表情までもが面白く、楽しませてくれます。
映像の圧巻は、月光の下、本来のゾンビ姿をさらしながらバトルを繰り返す海賊たちでしょうか。
ゾンビ化した姿は醜悪ですが、青白い月光の下で剣を振り回すそれらには“美しさすら”感じました。
呪いから解かれると同時に「死」を迎えたバルボッサ(ジェフリー・ラッシュ/この俳優さんも好きです!)と、エリザベスを乞いながらも手痛くフラレたフィアンセが其々最後に口にする台詞・・・ちょっと泣かせます。
ビデオのお供は知人から送られてきた自家製梅酒。
甘味を抑えてあり、程よい果実の酸味も感じられるほどで、このまま飲んでも爽やかな美味しさですが、私はこれに1対1でウォッカを加え少量のソーダで割ってステアし、我流カクテルにして戴きました。
梅酒の風味を損なわないように香や味の無いウォッカで割るのがよろしいかと思います。

でも、ソーダの爽快さも手伝って、ウォッカを加えてることを忘れてグイグイいけちゃうので途中から復習のつもりのビデオが復習でなくなり・・・・・・・まぁいいか、スパロウもmad、私もmadで・・・・。
ちょっと付け足し
我が家の猫君の持病が再発し、一時はどうなることかとパニックになりましたが、掛かりつけのDr.の尽力で幸い大事には至りませんでした。
良かったです、今日も猫君が居てくれて・・・。
それから、こうやってまた心穏やかにブログをアップ出来ることも・・・・。
あのMADさがいいんだわ〜〜〜!!
ところで、猫君はおいくつになられたの?どうぞお大事になさいますようm(__)m
NAMINAMIさん、うちの猫は7歳半?になりました。Dr.に「寝不足で悩まされるのも後3年くらいですよ、年をとって活発じゃなくなると寂しいもんですよ」と言われました。(でもやっぱりたまにはぐっすり寝たいですけどね・・・^^;)