2014年05月25日

時々、話し相手


実家の庭に時々姿を見せる雨蛙です。
アマガエルと書いた方が可愛さか伝わるでしょうか。


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この子を含めて少なくとも6匹います。雨上がりや庭木への水撒きのあとはその小さな姿を見せます。
時々しゃがんで話しかけます。
聞いているのかいないのか、じっとしている子もいれは、「興味ないね」とばかりにピョンピョン跳ねて前を通り過ぎて行く子もいます。
手のひらに乗せてみたこともありますが、ちっとも信用されていないのかビヨーーーンと大ジャンプして逃げられてしまいました。まあそんなもんでしょう。
じっとみていると実に可愛いヤツらです。 元気で生きるんやで。


村上春樹の長編小説“出版順に再々々…読月間”は続いています。現在は『ダンス・ダンス・ダンス』読了間近。順番でゆくと今度は『国境の南、太陽の西』ですね。
長編は登場する女の子の魅力が作品の好感度に繋がってきたりしますが、この『ダンス…』で言えばユミヨシさんではなく、ユキでもなく、ましてやアメでもなく、そしてキキでもなく、少ししか登場しないけれど何故か“官能的雪かき”のメイが私は一番好きです。

どの作品も読み返すたびに面白さを増すのですが、やっぱり私の中でのBESTの数作品は最終的には変わらないのですよね。
ちなみに私の中で春樹小説の永遠のBEST⒈は『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』です。この作品では、「世界の終り」で夢読みを手伝う女の子がとても好きです。

春樹小説とは別に今は通勤に某入門書を携行して小説と代わり番こに読んでいます。思うところあって始めてみようかなと思うことがありまして、、、この事は、続いていればいずれまた書きたいと思いますが、果たして続けられますかね、どうでしょう。


「時々話し相手」はカエルくんですが、毎日の話し相手はやはり愛するお酒たち ということになるのでしょうか。

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久々の外呑みで味わった「作(ざく)純米吟醸・雅の智(とも)」です。お腹の底まで沁みとおりました。美味しゅうございました。
短い時間でごめんなさいでしたが、しみじみとした乾杯を本当にありがとうございました。ぴかぴか(新しい)



posted by ぺろんぱ at 19:22| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
こんばんは
村上春樹の長編小説“出版順に再々々…読”私も便乗したい!
けどまだ出来ていません。

『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』は
好きな春樹本と聞かれて、パッとすぐに思い浮かぶ一冊です。
読んでてこんなにイマジネーションの膨らむ小説はなかなかないかもしれません。
“ハードボイルド〜”のパートは読んでいてジリジリする
(ヒヤヒヤというか)しますが、
“世界の終わり”の哀しみいっぱいの世界観に何故かすごく惹かれるのです。
奥の深い作品やなぁと、底の浅い私(笑)でも感じられます。

こちらに伺って、今晩少しだけでもこの本を読みたい衝動に
かられてしまいました〜。
図書館の期限が迫っていて先に読まないといけない本があるのに(;^_^A
Posted by Yururi at 2014年05月25日 22:23
い、いろっぽいんでないですか?このアマガエルさん。写真の撮り方がうまいのもあるでしょうが。

自分も本の並行読み(?)する方ですが、その某入門書ていうの何なのかヒジョーに興味あります。

「続けられるか」とのことですが、大丈夫です!(キッパリ)
「続けていれば」なんて言わんと今から早めにこの場で公表することで続けざるをえなくなります。

なわけで、教えてもらえるの楽しみにしてますさかい和歌子(古っ)。

ほなまたです。

Posted by ビイルネン at 2014年05月26日 02:52
よかった〜☆
外呑みが楽しめたのですね♪

>この事は、続いていればいずれまた書きたい

キモチと時間.......。
ぺろんぱさんにもあまがえるクンにも、優しい雨が降りますように〜(u_u*

Posted by kira at 2014年05月26日 18:45
Yururiさん、おはようございます。
Yururiさんも『世界の・・・』がお好きなのですね。嬉しいです。

>読んでてこんなにイマジネーションの膨らむ
>ジリジリする
>哀しみいっぱいの世界観

そうなのですよね、Yururiさんのご表現、凄いです!まさにその通りで。
その「ジリジリ」と「哀しみいっぱい」の二つの世界がやがて・・・。ああ、やっぱりこの小説はヨイですね。

図書館で本を借りて読む人って、男女問わず素敵です。
『世界の終りと・・・』も、二つの世界どちらにも図書館が出てきますよね。
図書館という詞から紡がれるいろんな色、空気の匂い、そして想い出。

図書館の本のご返却が終わったら是非もう一度『世界の終りと・・・』を手に取ってみてくださいね。


Posted by ぺろんぱ at 2014年05月27日 06:10

ビイルネンさん、おはようございます。

いろっぽいですか?
でも、もしかしたらアマガエル自体が可愛いいろっぽさを持つ生き物なのかもしれませんね。ふむふむ。


>「続けていれば」なんて言わんと今から早めにこの場で公表

いえ、それが、この入門書は読了したのですが(2、3の練習問題を残すのみ)、難解とかそういうわけじゃなくて実はその面白さが今はまだ理解できなくて。好きこそものの上手なれ、と言いますが、それでいうと先ず入門以前の段階でつまずいてしまっていて。
思うところあって始めようと思ったわけですが…。でももう少しだけ扉を叩いてみようかな、とも思っている今です。

というわけで、今ここで公表するのは勘忍してくだサイン・コサイン・タンジェント。
もうちょっとトライしてみますね。^_^


Posted by ぺろんぱ at 2014年05月27日 06:32
Kiraさん、こんばんは。

ウチ呑みが続いていた時に酒量が増えまして、、、。外呑みが叶った際に短い時間なのに加速度的なピッチでぐいぐい杯を重ねていた私を見て、同席してくれた友人はきっとドン引きしていたと思います。(^_^;)

>ぺろんぱさんにもあまがえるクンにも、優しい雨が降りますように〜(u_u*

ありがとうございます。心に響きました、とても嬉しいです。
本当にありがとうございました。


Posted by ぺろんぱ at 2014年05月27日 19:08
どうもです(=^_^=)

いよいよ、日本も「二季化」となって来ましたね(×_×)
その内に「劇団二季」なんてなグループが旗揚げされるのかも知れません ←既に立ち上げておられたらスンマセン、、

劇場に出掛けるのも、純粋に映画を楽しみたいのか「心地よい空調、暗闇、静寂(シーンによる)」を手っ取り早く手にしたいだけなのか、良く分かんなったりして来てます(=^_^=) ←おい、そこは分かっとけよ

自宅にアマガエル、良いですね〜
きっと、お庭のコンデイションが良いのでしょうね。

カエルが出て来てたのかどうか忘れましたが・・ふと「借り暮しのアリエッティ」を思い出しました。

劇場で新作も良いけど、、自宅で旧作をのんびり・・ってのも良いでしょうね。
またおススメなどありましたら、お伝えしますね(=^_^=)

追記:ワタシは何となく「雨あがる」なんかが観たいかなぁ、、
Posted by TiM3 at 2014年06月01日 12:38

TiM3さん、こんばんは。

>「劇団二季」

春夏の眩しさなんて要らない、秋冬のみを我々は生きるのだ、なんていう感じのアングラ劇団があってもよいのかも、ですね。
しかし実際の話、春と秋が今の日本からは消えてしまいそうですねぇ。季節の花たちも戸惑ってしまっているのではないでしょうか。


>純粋に映画を楽しみたいのか「心地よい空調、暗闇、静寂(シーンによる)」を

いえいえ、それら全部ひっくるめての「劇場鑑賞(ライヴ)の良さ」なのだと思います。私もいつかまた再び、と思っております。(*^_^*)


実家庭のかえる達ですが、昔は一度、ぱっと開いた朝顔の真ん中(花弁のところ)にちょこんと座って(?)いたのを見たことがあります。感動に匹敵する可愛さでした。

>ふと「借り暮しのアリエッティ」を

なるほど!
私は実は「カエルの出てくる」本っていろいろあったっけなぁ・・・とか考えていたのですよ。(*^_^*)
童話では「カエルの王様」、「おやゆび姫」とか。小説では村上春樹の短編に「かえるくん、地球を救う」なんていうのがあります。『神の子どもたちはみな踊る』に収録されている作品で、タイトルから連想するイメージに比して非常に深い作品です。あ、漫画では「ど根性ガエル」なんていうのもありましたね。
「借り暮しのアリエッティ」、DVDに残しているので再見してみたいです。「がんぼ」じゃない友和さんのお声も聴きたいですし。(^_^;)

雨の午後、自宅でゆっくり・・・のお薦め作品、またご教授くださいね。ありがとうございます。

Posted by ぺろんぱ at 2014年06月02日 20:02
ぺろんぱさん こんばんは

真夜中に失礼します。
時々お邪魔していたのですが、こちらもしばらくPCからも遠ざかっている間に
再会されていたようでとてもうれしいです。
我が家にもお越しいただいていたようでありがとうございました。
少しお時間もできるようになったとのこと・・・・
ちょっと一息つけたときにこそ,それまでの心身の疲れも一気に出るかもしれませんので
くれぐれもゆったりとお大事にね。

ぺろんぱさんいつもお写真とっても上手で見とれてしまいますが
カエルってこんなに可愛かったんですね。
我が家も今の季節,カエルやらムカデやらいっぱい出てきております。
アマガエルくんたちは可愛いですよね。

村上春樹さんの小説は,まだ腰を据えて読んだことがないです。短編を少ししか。
年を取って長編を読み通す根気がなくなったような気もします。
私が最近ハマって読んだ作者は「エンキョリレンアイ」などの小手毬るいさんと
「ホテルローレル」の桜木紫乃さんかな。
女流作家が好きですね。

Posted by なな at 2014年06月16日 00:10
ななさん、こんばんは。
私も貴ブログにお伺いしたものの、何かあったのかしらと思いを馳せておりました。お忙しいというご事情はあってもお変わりなくてよかったです。(*^-^*)

>ちょっと一息つけたときにこそ,それまでの心身の疲れも一気に

おっしゃるとおりです。
ここのところ以前とはちょっと違う感じの体調の不調でした。そう言えば、以前のコメでななさんが仰っていたことも今すごく身に染みて同じことを感じていたこの頃でした。(泣かなくなってからが…のお言葉です。また思い出させてしまったらごめんなさいね。でもすごく深く心に残ったお言葉だったので。ありがとうございした。)

私も女流作家で好きな作家さんのほうが多いです。
新作が出れば必ず買う作家さんも。
春樹さんの短編はヨイです。この人は短編のほうが向いていらっしゃるのかなと思うときもあります。でもさう思った時には必ず?次なる時期に読み応えのある長編を出してくださるのでやはり長編に期したい御方かな、とも。
ご紹介の二冊は未読です。興味がありますので明日J書店で見てみますね。ありがとうございます。

我が実家のアマガエル、元気に生きているようです。
ななさん宅のカエル君もムカデ君も「いまこの時を生きる!」って感じで精一杯に空気を吸っているのでしょうね。
愛おしい「生」なのですね。





Posted by ぺろんぱ at 2014年06月16日 20:43
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